ちょっと興奮しております。

その理由は、

MAZDA3 であります。

つい先日国内販売が開始された
このクルマに本日試乗してまいりました。

先代と比べてみると

かっこいい……なんて、
軒並みな表現では
物足りないかも。
というくらい魅力的なスタイルです。

ちょうどとなりに旧世代となった
アクセラが展示されていました。

このクルマは在庫車として
売りに出されているようです。
どうしても旧世代がいい!という方は
まだチャンスがあるようです。

両者を見比べると、
MAZDA3 の質感の高さに
圧倒されます。

こうして比べてしまうと、
どちらかを選ぶかはほぼ
決まりますが、アクセラは
相当にお値引きがあるようで、
そもそもの値段も
MAZDA3 より安く設定されているようです。

実車チェック!

エクステリア

では中身を……

とドアノブに手をかけましたら、
こちらもなんともいい感触。
こんなとこの造形まで
こだわっているようで。

ちなみに、この展示車はドアロックされてました。

……気を取り直して外の試乗車へ。

試乗車はファストバック(ハッチバック)の
15S Touring とセダンの
XD L Package が用意されていました。

ファストバック 15S Touring

ボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリック。

この色はこのボディをして
なお一層魅力度を増した印象です。

プレスラインを極力排したサイドビューは
なんとも形容しがたい美しさ。

XD L Package

そしてセダンは、

同じクルマでありながら、
ボンネット以外のパネルは
すべて専用品という贅沢さ。

手間とコストがかかってます。

セダンは保守的な層を狙って
デザインされたそうで、
たしかに大人の落ち着きのような
ものを感じますね。

2台を並べると、

これだけ印象が違います。

インテリア

内装は両者ほぼ共通。
以下画像は特筆無い限り 15S Touring です。
上級グレードではシートが本革で
電動になったりと多少のグレードアップは
ありますが基本的には共通内装です。

質感に定評のあったマツダ車ですが、
ここへ来てそれを一段と高めてきました。

ステアリングのタッチ、ウインカーレバー、
各ボタン、コマンドコントロールの操作感など
すべてが心地よいしっとり感。

この辺も相当こだわって作っているそうです。
質感と共に静粛性も高めたようですが、

本日は暑さのためエアコン風量が
多めでそれをしっかり体感することは
かなわず。

ですが、そんな環境でも
しっかり音を聞かせてくれた
オーディオシステムは大したもの。

ファストバックには標準の、
セダンにはオプションの
BOSE サウンドシステムが
装着されていました(15S 系には設定なし)。


標準装備の方も相当にレベルが高いですが、
BOSE はやはりそれ以上。
高速走行時にはボリュームを上げて……
なんてことが不要です。

こういうストレス軽減も
安全に寄与するというのがマツダの
考え方なんだそうです。

このオプション、単体価格は
70,000 円(税抜き)だそうです。
これでアンプ、プラススピーカー等々の
優れたサウンドシステムが手に入ります。

いよいよ試乗!

なんとも前置きが長くなりましたが、
いよいよ試乗タイム。

まずは15S Touring。
期待通りの素晴らしい乗り味。
軽快感がありつつも
乗り心地にはしなやかさも。

このモデルからリヤサスが
トーションビームアクスルに
なりました。

これは一般には廉価と
言われるシステムですが、
それでもアクセラ以上の
乗り味を実現できているのは
大したものだと思います。

一方で気になったのがななめ後方視界。
この辺はスタイル最優先ということで
多少は目をつぶってねということなんでしょう。

ただ、だまって耐えろ!というわけではなく、
オプションの 360° ビューモニターなどで
カバーすることは可能です。

XD L Package はディーゼルエンジン搭載で
車重も重く、重厚・高級感を
プラスした乗り味に感じました。

ざっくりとお見積り

では、最後に軽くバイヤーズガイド。

今回試乗した 15S Touring で
メーカーオプションフル装備、
ディーラーオプションは フロアマット、
バイザー、ナビ用 SD カード、
ETC 車載器、ドラレコを選択して、
コミコミのお値段は

2,838,212 円(税込)

となりました(2019/05/27 現在)。

高いか安いか?

この値段をどう捉えるか。
それはこのクルマに一度でも触れたら
大きくことなってくることでしょう。

少しでも気になる方は
実際に触れてみてその答えを
出してみることを強くおすすめします。

したっけ。