実は、今シーズン SIA のアルペンスキーステージⅠに
合格していました。
今更ながら書いておきます。

SIA とは

まず解説。
スキー検定と言えば 1 級、2 級、
イントラ資格といえば、指導員、準指導員とかが
有名ですが、それを管轄するのは
公益財団法人日本スキー連盟
(Ski Association of Japan:SAJ)。

一方、ワタシが所属するのは
公益社団法人日本プロスキー教師協会
(Ski Instructors Association of Japan)。
スキー教師限定の、ぶっちゃけマイナー団体です。

ただ、「教えるプロ」を標榜するだけあって
指導法について日々研鑽を積んでおります。

ステージⅠ

今回取得したのはその入口資格。
別名認定資格とも言いまして、
そのハードルは低くなっています。

実はワタクシ、若かりし頃にステージⅠを
取得しておりましたが(一度退会済み)、
制度改正がありまして、
現在はステージⅡに相当するもの。

今回取得したステージⅠは、
かつては確か「準会員」と言う名前でした。

現在も「認定会員」と言う位置づけで
ステージⅡ以上が「正会員」です。

受験資格

この資格を取得できるのは、

  • 受検を開始する年の 4 月 2 日から翌年 4 月 1 日迄に、満 18 歳以上(高校在学者は除く)で、これからスノースポーツ教師になろうとする者。
  • 公認スキー学校または協会で実施する技術検定(国際スキー技術検定、セミシルバー以上)、または他団体で実施した同等の技術検定(公益財団法人全日本スキー連盟公認スキーバッジテスト3級以上)に合格している者。
  • 公認スキー学校における、実技実習(4 時間)、指導実習(4 時間)、基礎理論(2 時間)の講習修了証明書を提出できる者。

となっております。
筆記試験はありませんが、
事前に以下の通り机上・雪上での
実習が義務付けられています。

事前実習

事前に行う実習は以下の通り。

指導実習

「初心者の指導」について、
机上と雪上の合計 4 時間の実習です。

基礎理論

以下内容を含む机上 2 時間の実習です。

  • SIA とは SIA の理念
  • 指導の基本
  • リスクマネージメント
  • 学校団体の指導

検定内容

検定は実技のみで、プルークボーゲン、
シュテムターン、ロングターンの 4 種目。
合格点は各種目 60 点で、
1 種目でも 60 点未満の場合、
不合格となります。

ただ、それほど高い技術は必要ありません。
合格に必要なレベルは、

セミシルバーを余裕を持って合格できるがその上には届かない程度

となっており、
今季受験した全員が合格していました。

年会費

なお、検定に合格すると
年会費 6,000 円を支払い晴れて認定会員となります。

一層精進いたします

実は会員証が送られてきたのは
今シーズンのスキー場営業が終わってから。

なので実感としては薄いのですが、
来季はより一層のスキー・指導技術の
向上に努めたいと思っております。

したっけ。