SUBARU ネタ。

レヴォーグ・フォレスター(SPORTS)、
レガシィアウトバックなど
新型エンジン CB18 を
搭載する車についての注意点を。

新型レガシィアウトバックを購入する
ワタシの予習としても。

CB18 エンジンとは

まずざっくりと解説。

CB18 エンジンとは SUBARU 最新の
直噴ターボを搭載する 1.8L エンジン。

リーンバーン(希薄燃焼)を実現し、
低燃費とパワーを両立、とのこと。

※リーンバーン=理論空燃比より薄い
 混合比(少ないガソリン)で燃焼させること。

※ここで言う「低燃費」は他メーカーとは
 基準が異なります……

ときどきは高速走行を

さて本題。

CB18 エンジン搭載車の取扱説明書を見ますと、
こんな表記があります。

※ SUBARU 各車の取扱説明書は、
 公式サイトやスマホアプリ「MY SUBARU」で
 ダウンロード・閲覧することができます。

このエンジンは、リーンバーン領域で
発生する排ガス成分(NOx)を浄化するため、
LNT という NOx 吸蔵還元触媒を
採用しています。

この触媒にはガソリン成分にわずかに
含まれる硫黄成分が堆積します。

この硫黄成分は高速走行時すると
自然除去されるそうですが、街乗り
中心で使用して硫黄分が一定量堆積した場合、
先の警告灯が点灯するそうです。

70km/h で 5 分

この警告灯が点灯した場合は、
「時速 70km 以上で 5 分走行する」
ことで堆積した硫黄は除去されるそうです。

具体的には 18,000 km 毎に一回この
作業をせよとのことなので、よほどの
事がないかぎりこの警告は
出ないのではないでしょうか。

高速走行出来ない場合は

万が一、街乗りユースオンリーの場合、
高速道路を使わずに、
70km/h 以上で 5 分走行ってのは
合法的になかなか困難であります。

そんな場合は、ディーラーに持ち込んで
強制的に除去をしてもらえるそうです。
ただしこれは有償整備となるそうですが。

また、許容範囲以上硫黄が蓄積してしまった
場合は交換修理が必要となる可能性が
あるとのこと(高額)。

レギュラー推奨

もう一つ。

このエンジン、
指定燃料がレギュラーガソリンと
なっています。


ハイオクガソリンを使用すると、
本来の性能が発揮できず、
始動性・燃費などが悪化する
ことがあるんだとか。

レギュラー仕様車にハイオクを
入れることはこのエンジンに
関しては基本的に NG のようです。

心配りを

ということで、留意点を書きましたが、
通常の使い方をしていれば、
まず問題は発生しないはず。

心の隅に置いといて、
日々の快適ドライブを楽しみましょう。

したっけ。