本日、別件で越谷レイクタウンへ。
ふと思い出して、近所のタイムズカー
ステーションの空き情報を検索してみると、
空いてました、あのクルマが。
ということで、
急遽借りることにしたクルマの
インプレッションをお届けします。
日産ルークス
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2022/08/Point-Blur_20220812_173047-300x169.jpg)
日産の軽自動車で、各社で熾烈な競争が
繰り広げられている極まりない
トールワゴンクラスのクルマです。
NMKV(三菱自動車との合弁会社)で開発、
三菱自動車で生産されているクルマです。
※ 兄弟車=三菱 eK スペース
使用するのは、
ルノー・日産・三菱アライアンスで
採用している CMF-A プラットフォーム。
ちなみに初代、当代(3 代目)の車名は
「ルークス」ですが、先代の 2 代目だけ
「デイズルークス」を名乗っていました。
なお、初代ルークスはスズキ パレットの
OEMモデル、2 代目から三菱との共同開発、
というこれまた複雑な生い立ちを持ちます。
グレードは
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2022/08/Point-Blur_20220812_173133-300x169.jpg)
下から 2 番目の X(2WD)と思われます。
装備内容を見ると最廉価の S ではないようです。
足踏み式パーキングブレーキが
少々残念ですが、ハイウェイスターの
プロパイロット付きのグレードなら
電動式になる模様。
外装
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2022/08/Point-Blur_20220812_173208-1-169x300.jpg)
この系統の他社とくらべて特筆点は
ありませんが、フロントマスクで
うまく差別化は出来ていると思います。
内装
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2022/08/20220812_143951-300x169.jpg)
良いです。
流石に軽とあって素材はハードプラが
多用されていますが安っぽさはあまり
感じません。
特にメーター周り、エアコンパネル
(静電式タッチパネルは少々操作し辛いですが)
などは質感が高いと思います。
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2022/08/20220812_143848-169x300.jpg)
シート色も相まって開放感ある室内。
心地よいですね。
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2022/08/20220812_143911-169x300.jpg)
後席は当然ながら十分な広さ。
シートはこの画像の状態から
もう少し後ろにスライド可能でした。
言うことありませんね。
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2022/08/20220812_143933-300x169.jpg)
荷室はシートを後端までスライドさせてこんな感じ。
後ろからスライド、背もたれの操作が
行えるのは良いですね。
試乗
では試乗。
コースはほとんど街なか、
ちょっと郊外路という感じです。
しっかり
まず走り出して感じたのは
ボディの剛性感。
かなりしっかりした印象。
これ系によくある、
ボディ全体がブルブル震える
嫌な振動がうまく抑えられています。
ギャップを乗り越えたショックは
それなりに感じますが、
一発で収束します。
静粛性
エアコンの風を弱めにしてみると
かなり静粛性が高いです。
遮音対策の効果もあるのでしょうが、
エンジンによる恩恵も大きそうです。
ルークスに積まれるエンジンは、
ルノー/日産グループが製造している新興国用の
799cc 直列 3 気筒の BR08 をベースに
ボアを縮小、細部を見直した BR06。
1,000cc まで想定された骨格を持ち、
他社に比べて剛性が高いので、静粛性向上に
大きな役割を果たしていると思われます。
S-HYBRID
ルークスには全車に
マイルドハイブリッドシステムが
搭載されていますが、この効果は
あまり感じられませんでした。
メーターを見ると
発進時のモーターアシストが加わって
いるようですが、それが
実感として味わえません。
全体として重い印象です。
それが乗り味の良さに繋がっている
ところもあるのですが、
やはりターボが欲しい所です。
こっちがいい!
ということで、
とても良くできたクルマでした。
SUBARU ブランドの軽という
ことなら D 車ではなく、
これくらいの出来じゃないと。
と思ったのはワタシだけですかね。
日産との関係を解消してしまったのは
つくづく残念だなぁと思ったりする
今日このごろです。
したっけ。