2016 年春の青春 18きっぷ旅は今日でファイナル。
相方様と一緒にお花見を兼ねた旅に行ってきました。
目的地は、春のテーマである「ディーゼルカー」を
絡めることができる所としまして、福島県の
矢祭山(やまつりやま)公園。
JR 東日本最新鋭のディーゼルカーに会いに行きます。
自宅を出たのは朝の 7 時前。
もう少しゆっくり出るつもりだったのですが、
理由は水郡線の県境区間の本数の少なさ故
(詳細は後述します)。
武蔵野線、常磐緩行線、常磐線と乗り継いで水戸へ。
水戸 9:22 発郡山行きの列車に乗り換えます。
列車はキハ E130 系 3 両。
片運転台のキハ E131 型、キハ E132 型 2 両が前よりに、
後ろには 両運転台のキハ E130 型 1 両が連結されて
いてこの 1 両は途中の常陸大子で切り離しとなります。
発車するころは結構なお客さんが乗車。
立つ方も結構いらっしゃいます。
水戸からしばらくはのどかな田園地帯を走ります。
沿線の桜もちょうど花盛り。
これは期待が高まりますね。
山方宿(やまがたじゅく)駅辺り
からは「奥久慈清流ライン」という愛称の
元にもなった久慈川が寄り添ってきます。
久慈川を右に左に眺めながら、
1 時間 10 分ほど走り常陸大子駅に到着です。
ここでは 6 分停車します。
その時間で後ろの 1 両が切り離し。
この車両に乗っていたお客さんが
移動してきて、車内は再び賑やかに。
常陸大子から 2 駅走って目的地の
矢祭山駅には 10:55 に到着。
先述の出発を早めた理由は、
この後の列車が 14:48 発までないということ。
実に 4 時間近く列車が来ないことになります。
※この間に 1 本臨時列車が運転される日もあります。
矢祭山駅で発車する列車を見送り 1 枚。
満開の桜とともに収めることができました。
駅舎は最近手が入れられたようで、
シックな佇まいに変貌していました。
駅を出ると国道を隔ててすぐ隣が
矢祭山公園となっています。
ここが桜の名所として地元の方には有名なスポット。
国道に沿って駐車場が整備されているため、
列車で訪れる人は少ないようです。
ここを一周りして桜を見物します。
一通り周ったところではまだ時間には充分な余裕が。
ということで駅の反対側に流れる久慈川を渡り、
ハイキングコースを歩くことにします。
対岸へは赤い「あゆのつり橋」を渡ります。
そこから少し渓谷を分け入ると夢想滝を見ることができます。
今日は水量が少ないようです。
少し戻ってハイキングコースを歩き、
小高い展望台で小休止。
対岸に見える桜の公園を撮りました。
淡いピンクに染まるこの一帯は、
4 月下旬にはつつじによる濃いピンクに変わります。
ぐるっとまわったところでおやつタイム。
国道沿いに並ぶ数件のお店では、
軒並み鮎の塩焼き、団子などが売られていますが、
私の目にとまったのはシャモのぼんじり。
塩、タレが選択可能で 1 本 250 円。
隣の茨城県大子町は「奥久慈シャモ」で有名です。
が、このシャモがそれかどうかは分かりません。
塩を選びました。
実は期待せずに食べたのですが、
これが優れた逸品でした。
脂たっぷりでとても美味しかったです。
クルマで来ていたならもっとたくさん買って
お土産としたいところです。
実際、クルマで来ていたお客さんは、
お持ち帰りで購入する人が多かったです。
と、ここまでやっても
次の列車まではまだ時間が……
ならば、いっそ隣駅まで歩いちゃうか!
ということで、東館駅まで歩きました。
所要時間は約 1 時間。
今日も良い運動ができました。。
駅にはきっぷ販売を委託されているらしい女性の方が、
お孫さんと思われる男の子と遊んでいました。
跨線橋を渡り下り線のホームへ。
14:53 発の列車はかわいい 1 両。
ですが、車内は結構なお客さん。
なんとか座席は確保しましたが、
途中からは部活帰りの高校生達が乗り込んできて、
結構な混雑具合に。
茨城北部から東館辺りまでは
山間部を走りますが、福島県内を北上する
につれて、車窓はのどかな田園風景へ。
歩いた疲れもあり車内では少しウトウト。
途中、交換予定の列車の遅れをひきずり、
郡山には 16:30 過ぎの到着
(所定時刻なら 16:26 着)。
郡山からは奇しくも磐越東線ツアーと同じ行程で
帰路につきました。
鉄&歩きの今回のツアー。
個人的には満足度の高い内容と
なりました。
普段慣れていない相方様は
だいぶお疲れの様子でしたが……
したっけ。
“【青春18きっぷ】水郡線で福島の穴場お花見旅” への4件のフィードバック