自宅 PC 購入から 6 年、
内蔵 HDD がそろそろ寿命を
迎えるようで、動作も重くなってきました。
現状新しいPCを買う余裕はありませんので、
HDD を SSD に替え、延命を図ってみることに。
HDD と SSD
まず用語説明をざっくりと。
HDD(ハードディスクドライブ)
これまで使っていたのがこれ。
内部にはデータを記録する円盤と
磁気ヘッドが入っており、
円盤を高速回転させて磁気ヘッドを
動かしてデータの読み書きを行うというもの。
SSD(ソリッドステートドライブ)
内蔵されたフラッシュメモリに
データを記録します。
HDD の円盤や磁気ヘッドのような
物理的駆動部品がないため、
小型化や静音化、処理の高速化を実現します。
やり方
では、本題。
換装の方法はいくつかありますが、
ワタシはできるだけ安易に……
と考えまして、「クローン」を作ることにしました。
クローンとは今まで使っていた
HDDの中身をまるっと新 SSD に
コピーするという方法です。
揃えたもの
今回揃えたものは以下の通り。
SSD
まずはこれ。
元 HDD の容量は 500GB
だったため少し余裕を持って 512GB としました。
2.5インチSSD/HDD変換マウンタ
デスクトップパソコンに
内蔵されているHDDは 3.5 インチサイズ。
SDD は 2.5 インチなのでこの
マウンタが必要になります。
HDD ケース
本来は内蔵HDD/SSDを外付けドライブとして
利用するためのものですが、
以下の商品は 2 つのドライブを
装着してクローンを作ることができます。
やってみた
では具体的手順をざっくり。
PC に触り慣れている人ならそれほど
難しくはありません。
内蔵 HDD 取り外し
まずこれまで使用していたHDDを
パソコンから取り外します。
クローン
上のHDDを新たに購入したSSDを
HDD ケースに装着、電源をつないで
ボタンを押すだけ。
私の環境の場合、作成完了まで
ほぼ 2 時間かかりました。
SDD 装着
SDD に変換マウンタを取り付け、
PC に装着。
これにて完了です。
待ち時間を除き作業は 1 時間も
かかっていません。
比較動画
ではその成果を。
電源ONからログオン画面表示までを
動画撮影してみました。
正確な時間は図っていませんが、
体感で半分くらいに短縮されました。
また、全域で使用感もサクサク、
かなりストレス軽減になりました。
これで、もうしばらくこの PC にも
がんばってもらえそうです。
したっけ。