先日、某公共放送の「ブラタモリ」という番組で、
我が心の山「磐梯山」が取り上げられました。
民謡でうたわれる通りの宝の山で、
さまざまなお宝を探すぶらり旅という内容でした。
ブラタモリの内容
番組はまず表磐梯から始まり、
猪苗代湖の遊覧船、天鏡閣の紹介。
そこから裏磐梯に移動して
五色沼の成立過程や
最近、塩(会津山塩)作りを
再開し、アピールしている
大塩裏磐梯温泉などが紹介されました。
磐梯山噴火
その中でタモリさんが一番の
興味を示していたのが、
磐梯山の大噴火でした。
この噴火は 1888 年に発生し、
磐梯山を構成していた
4 つの山体の一つ「小磐梯」が
水蒸気爆発による山体崩壊を起こし、
これによって発生した岩屑なだれが
川を堰き止めて、大小さまざまな湖、
沼(桧原湖や五色沼湖沼群など)が
誕生しました。
この噴火により裏磐梯の
いくつか集落は埋没し、
実に 471 名の方が犠牲に
なるという大災害でもありました。
その後の地元の方たちによる
熱心な植林活動によって
観光地としての裏磐梯が
誕生したという内容でした。
かつての名峰
この番組では触れられませんでしたが、
そこから遡って 806 年にも噴火があり、
この時に富士山のような優雅な山体が
4 つの峰(大磐梯、小磐梯、赤埴山、櫛ヶ峰)を
もつようになったとされています。
それまでは標高も 2000m を
超えていたとのこと。
ちなみに、猪苗代スキー場の名物コース、
「赤埴大回転コース」はこの峰の一つ
赤埴山にちなんだものです。
私の登山歴
この番組を見て、久しぶりに宝の山の
頂に行きたくなりました。
そんな私の磐梯山行歴は 2 回。
初回は裏磐梯スキー場(裏磐梯登山口)から、
2 回目は猪苗代スキー場(猪苗代登山口)から、
という感じでスキー場ベースで登っていますので、
3 回目は猪苗代リゾートスキー場(翁島登山口)から
登ってみようかなと目論んでおります。
最近、登山活動をしていないので不安もありますが、
ここなら最悪ゴンドラに避難することができますからね……
ちなみに、この番組でタモリさん達が訪れた
五色沼の水源とされる「銅沼(あかぬま)」は、
裏磐梯登山口からのルートの途中にあります。
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したっけ。