※ 2023/11/09 以下の件で 2 回目のリコールが
  発表されました。こちらで速報的にまとめています。

昨年、こちらの記事
お伝えした SUBARU の
リコールについて、
未だに不具合報告が
上がっているようで
それについて現在
ワタシが知り得た情報を
書いてみます。

※ 情報の確度については保証致しかねます。。。

不具合継続中

ネット上の情報を
探ってみるといまだに
この EGR 圧力センサー(以下センサー)に
よるものと思われる不具合は
発生しているようです。

具体的には

リコール対策後も発進から50km/h
ぐらいまでの加速時において、
エンジン回転数 2000r/min までの
吹け上がりにもたつきを
感じる場合がある。

というもの。
程度の差はあるようですが
似たような報告が沢山見つかります。

Youtube のインプッションなどをみても
加速感などについては人それぞれの
評価が偉く異なることがあるのは
その個体でこの不具合が発生している可能性も……

リコール対策内容

まず、この「もっさり感」に
ついてはリコール対策の一環で
行ったプログラムのアップデートに
起因するものもあるようです。

考えられる修正内容としては、
センサーが不具合を起こしにくく
なるような燃調、シフトスケジュールの
変更など。

ただそれよりも
大きな原因となっているのは、、、

センサー対策品

今回のリコールで
交換となる対策品のセンサーは
旧世代のものという情報も。

すなわち、対策前のセンサーが
新世代品、対策品が旧世代品
ということです。

この対策品でも対策前と
同じようにセンサー部の
コーティング剤が
腐食によって剥がれてしまう
ことが分かっているようです。

また、このセンサーは
感知部に排ガスが凝縮した水が
溜まりやすい構造のようで
それによってセンシングの
数値異常が生じ、エンジンの
出力調整等に悪影響が
出る、ということのようです。

個体によって程度の差、
あるいは全く不具合が発生しない
という現象が生じているのは
このセンサーの個体間での
品質のばらつきに起因するのでは、
という話も。

さらにはこのセンサー、
やったと報告していた耐久試験を
実はやっていなかったとの情報も。

これが真実なら
なんとも酷い話ですね。

※ このセンサーのサプライヤーは
  某財閥系の総合電機メーカーです。

根本的な対策

ということで
この不具合を解消するためには
構造、品質を改善したセンサーに
交換するということのようです。

が、現時点で抜本対策品が
出てきているという情報は
ありません。

この登場を心待ちにしている方、
少なからずいるようですから、
SUBARU さん、某電機さんの
早急な対応を求める次第です。

したっけ。