2022年5月26日追記です。
本日スバルよりリコールが発表されました。

抜粋すると、

排気ガス再循環装置(EGR)に搭載した
EGR圧力センサにおいて、排気ガスに
対する耐力が不足していたため、排気ガスに
よる腐食からセンサ出力異常を起こし、
警告灯点灯、加速不良に至ることがあり、
最悪の場合、エンジンが始動できない
おそれがある。

という現象で、対策措置としては、

EGR圧力センサを対策品に交換し、
エンジンコントロールユニットの
制御プログラムを書き換える。

というものです。

対象車は CB18 エンジンを搭載する、
レガシィ アウトバック、レヴォーグ、フォレスターの
これまで生産されたほぼ全数となる模様。

以下非公式ですが、
実際の対応が始まるのは 2022 年 6 月中旬以降に
なりそうとのこと。

いずれにしても一安心ですね。


本日は速報的に。
※ まず強調しておきますが、私は根っからのスバリストであり、
SUBARUを否定する意図はありません。

SUBARU の国内向け
新開発エンジン CB18 エンジン搭載車
で不具合が発生、2022 年 4 月 6 日分から
新規出荷を停止しているとの情報が入りました。

※ 2022年4月30日追記
 出荷停止分の顧客の方にはSUBARUから
 DM が届き始めているようですが
 その文面でも理由は明らかに
 されていないようです。

CB18

1.8L 直噴ターボエンジンで、
レヴォーグ、フォレスター、
そして購入予定の
レガシィ アウトバックに搭載されています。

国内ではこれまでの 2.5L エンジンの
後継として新規開発された意欲的な
エンジンですが。。。

不具合内容

不具合については
断片的な情報しか入ってきておりませんが、
EGR 圧力センサーの故障によるものとのこと。

EGRとは?

Exhaust Gas Recirculation 略で、
排気ガスの再循環システム。

一旦排出された排気ガスを再度吸気ポートに戻し、
燃焼室に送る仕組みです。

排気ガスをできるだけ直接排出しないことで、
ガソリンエンジン車の場合は燃費の向上に、
ディーゼルエンジン車の場合は、
排気ガス内に含まれる有害物質窒素酸化物(NOx)の
減少に効果があるそうです。

症状は

恐らくこの不具合によると思われる現象が
Youtube に上がっていました。

動画を見ますと、
突然失速してしまうようです。
この瞬間にエンジンが停止したかどうかは
分かりませんが、アクセル操作への
レスポンスは失われている模様。

経年で発生

SUBARU によるとこの現象は
経年で発生することがわかっているそうで
その確率は登録後 1 年経過後で
0.8% 程度とのことです。

原因調査中

なお、この不具合については、
現在メーカーで原因を調査中で
対策部品も出ていないとのこと。

※ 2022 年 5 月 7 日追記
 原因が分かってきました。
 EGR センサーのコーティングがある物質によって
 剥がれてしまい、動作不良を起こすようです。

SUBARU 頑張れ!

対策品が出るのは大型連休明けの
見通し
5 月下旬にずれ込んでいる模様で、
出荷再開は 6 月下旬~ 7 月になる見込み。

まず市場に出たクルマを
対処した上で出荷再開という
流れになると思われます。

SUBARU さんにはぜひとも
真摯・迅速に対応していただきたいと思います。

したっけ。