本日はクルマの話題。
特に普段クルマに乗らない、
いわゆるサンデードライバーさん達に
是非読んでいただきたい記事です。
合流渋滞を緩和
まずはネクスコ中日本のこのリリース(PDF)を。
今回、一宮ジャンクションの合流部に、
ラバーポール区間を延伸して設置することになりました。
合流渋滞の増加原因
まず、合流地点で渋滞が伸びてしまう
メカニズムをご説明。
先程のリリースから画像をお借りしました。
この画像の通り、渋滞中の合流では、
手前で合流してしまうクルマによって、
本線側の流れが滞りが複数箇所で発生し、
結果として渋滞が伸びる原因になります。
で、今回の対策。
ご覧のように合流区間のラバーポールを
多く立てることで、合流車線の先頭で
集中して合流する流れをなかば
強制的につくることになります。
一箇所でお互いに譲り合って
合流することで流れがよりスムーズになり、
渋滞を減少させる、というわけです。
ファスナー合流を
賢い方はお気づきでしょうが、
このケースは一宮ジャンクションに限らず、
数多くのジャンクション、インターチェンジの
合流地点で発生しうる事象です。
ですから、この「ファスナー合流」を
みんなで実施すれば、あらゆる
合流地点の渋滞を軽減することが
可能ということです。
特に運転に不慣れな方に良く
見られるのは「我先に本線へ」という感じで、
手前でガンガン合流してしまう人が多いです。
これははっきりいって間違い。
なんども言いますが「ゆとりを持ってファスナー合流」
した方が全体はスムーズに流れます。
正しい知識でゆとりある運転を
我先にと例えあなたのクルマ一台が
数秒早く進んだところで、
渋滞中の所要時間など他車と大した差にはなりません。
道路全体のクルマの流れがスムーズになれば、
みんな(結果としてあなたも)が目的地に
早くたどり着くことになります。
どうか「目先の利益」にとらわれず、
大局を見て賢い運転を心がけてください。
そういうのが「本当に上手い運転」と
言えるとワタシは思います。
したっけ。