我が国は火山国であることを
思い知らされるニュースが
飛び込んてきました。
本白根山噴火
本日(2018/01/23)の 9:59 頃、
草津白根山を構成する山群のうち、
本白根山で噴火が発生しました。
一帯ではこれまでも火山活動は
確認されていましたが、
この本白根山に限ると
噴火は実に約 3,000 年ぶり。
事前予測は不可能だったようです。
死傷者発生
残念ながらお亡くなりになった方が
いらっしゃるようです。
噴火時に発生した噴石により
近くで訓練をされていた
自衛隊員の方が犠牲に
なったとのこと。
また、同じく噴石などに
よって重傷を負ってしまった方も
複数人いらっしゃるようです。
今は落ち着いているようですが、
今後、さらなる被害が発生しない事を
祈るばかりです。
噴火した場所は
周囲を地形図で示すと以下の通り。
今回の噴火場所となった鏡池は
本白根山山頂の東側にある
ちいさな水色のところです。
池の周囲は円を描くように
盛り上がっており、
ここがかつての噴火口で
あったようにも見えます。
噴火警戒レベル
噴火後に警戒レベルは 3 に
引き上げられ、噴火場所から
半径 2Km 以内への立ち入りが
禁止されています
(2018/01/23 21:55 現在)。
スキー場隣接
噴火場所は草津国際スキー場のすぐそばで、
亡くなった方、受傷された方は
ここを訪れていた方が
ほとんどのようです。
また、噴火時に停電が発生し、
付近にかかるゴンドラが停止、
搬器内に長らく
閉じ込められた方々も
いらっしゃった模様。
相当に不安な時間を過ごされた
事と思います。
火山と言えば
このニュースがまずショッキング
だったのは言うまでもないのですが、
同時に他人事ではないなあと
強く感じました。
と云うのも、
私が現在活動している
猪苗代スキー場には
背後に磐梯山があります。
この山も火山です。
しかも、現在も火口付近では
噴煙が確認されている状態。
すなわち、
噴火する可能性はあると言う事です。
もし、そうなってしまった時に
どういう行動を取ればいいか
と言う事を真剣に考えなければ
ならないと言う事を
痛切に感じているこの頃であります。
したっけ。