本日の国交省からの発表によると、
今後、カタログに表示されるクルマの
燃費に新しい方式が採用されることに
なったそうです。

WLTC モード

発表の内容を一部抜粋すると、

燃費の国際統一試験法である WLTC モードに
基づく全体の燃費に加え、「市街地」、
「郊外」、「高速道路」といった走行環境毎の
燃費をカタログ等に表示することを義務付けます。

という事らしいです。

新たな燃費測定法「WLTCモード」は、
国内独自だったこれまでの
「JC08 モード」とは違い、
国際的統一された試験方法とのこと。

※ WLTC:Worldwide-harmonized Light Vehicles Test Cycle

実態に即した測定法

WLTC モードはカタログに
書かれた燃費と実際のそれの
乖離を少なくするのが目的。

また、実際の走行を想定した、
市街地、郊外、高速道路の
燃費を併記するようになりました。

現行の JC08 モード燃費では、
実走行より 2 割増しくらいの表示
である車が多いようですからね。

採用第一弾は

この新しい制度が全車に
義務づけされるのは

2018 年 10 月と少し先の話では
ありますが、先立ってマツダ CX-3 では
この燃費を提示するクルマ第一弾と
なりました。

では、
このクルマの「20S(2WD)」
というグレードの燃費を見てみましょう。

JC08 モード: 17.0
WLTC モード:16.0

※単位は km/l

約 6 %の減ですね。

そして、各モードの燃費は、

市街地:12.2
郊外:16.8
高速道路:18.0

※単位は km/l

となりました。

ここまで提示してくれると、
実際の走行シーンを
想像しやすいですね。

要チェック!

ということで、

クルマの燃費が重要!

という方は新モード燃費を
今後しっかりとチェックして
いきましょう。

したっけ。