今日は川崎まで遠征してまいりました。
川崎とは言っても市内の北西の方であります。
場所は「電車とバスの博物館」。
間もなくリニューアル工事のため休業に入る
との情報を入手し、その前に訪問しようと思った次第です。
最寄り駅は東急田園都市線の宮崎台駅
(急行は止まりませんのでご注意)。
改札を出ると目の前に入口があります。
細長い通路を行くと、
建屋入口前に踏切があります。
宮崎台駅に急行電車が近づくと
遮断機がおりるようになっています。
この博物館、傾斜地に立地しているらしく、
駅側の入口を入るとそこは 4F。
建屋は 3F と 1F が主な展示スペースとなっており、
これとは別棟のイベント館からなります。
入場料金は大人 100 円で、
小中学生は 50 円。
6 歳未満のお子さんは無料で
素晴らしくリーズナブルです。
更に 団体割引(25 名以上)ですと、
大人は半額、小中学生も無料に!
ということで、入口にある券売機で入館券を購入
(電子マネーのたぐいは使えません)。
一度購入するとイベント館も含め
一日何度でも再入場できます(券紛失に注意)。
ということで、まずは 3F 展示から。
![DSC08252_R](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2015/09/DSC08252_R-300x225.jpg)
奥にはこれとは別に、
運転が楽しめる模型展示もあります。
昭和30 ~ 40 年代の高津駅をモデルにした展示も。
恐ろしく安い運賃。
そして、田園都市線も開通前で、
砧線の存在も確認できます。
同じフロアには東急の歴史展示や、
渋谷周辺のジオラマなどもありました。
お次は 2F。
このフロアは狭いスペースに
デハ 3450 型の車掌シミュレータがあります。
運転扱いをすると、眼前にある、
台車のモーターが回ります。
お子様が楽しんでいたので、
私は遠慮いたしました。。
お次は 1F。
こちらはバス主体の展示スペース。
懐かしい形の路線バスや、
史上初のオンデマンドバス「東急コーチ」の
車体展示(運転シミュレータ)がありました。
![DSC08257_R](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2015/09/DSC08257_R-300x225.jpg)
またこのフロアには
玉電デハ 200 型が 2 両置いてあり、
中は休憩スペースとなっていました。
またこのフロアには電車の運転シミュレータも
2 台(モハ 510 形と 8090 系)設置されていました。
ひと通り見学し、イベント館へ。
こちらはサブ的な位置づけで少し狭く、
展示は屋外にモハ 510 形と YS11 のフライトシミュレータ、
ライブラリ(日・祝日のみオープン)。
![DSC08271_R](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2015/09/DSC08271_R-300x225.jpg)
ちょうど誰もいなかったので
YS11 のフライトシミュレータを体験。
コックピットはまんまですが、シミュレータの画面がしょぼい…
かなり歴史を感じさせるものでありました。
![DSC08273_R](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2015/09/DSC08273_R-300x225.jpg)
操作に合せて、操縦桿が振動するなど、
「それなりに」臨場感は体験できました。。
なぜ「電車とバスの博物館」に航空機が…?
という疑問への回答は、今はなき日本エアシステムが
東急の関連会社だった所以でしょう。
![DSC08278_R](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2015/09/DSC08278_R-300x225.jpg)
レインボー塗装の B777 、好きだったんですけどね。
かくして、博物館見学は終了。
ちょっと規模は小さいですが 100 円という
入館料を考えると頑張っている展示内容と
言えるでしょう。
では最後に諸々の情報を。
現行体制での営業は 2015 年 9 月 27 日(日)まで。
リニューアル後の開館は 2016 年の 1 ~ 2 月を予定している
との事です。
また、館内には 1F には先述の玉電以外にも
飲食ができる休憩スペースがありますが、
購入できるのは飲み物のみ(自動販売機)で
食べ物の販売はありません。
クルマでのアクセスについて。
「駐車場はありませんので、
公共交通機関を利用するか、近隣の
駐車場をご利用ください」との事です。
したっけ。