
SUBARU 車に乗って日々実感できる「見晴らしの良さ」。
それは「ゼロ次安全」という設計思想に基づいた、
徹底的な視界へのこだわりによるものです。
アイサイトだけじゃない、SUBARU が追求する事故を
起こしにくいクルマづくりの秘密を紐解きます。
そもそも「ゼロ次安全」って何?
「ゼロ次安全」とは、「そもそも事故を起こしにくいクルマを作る」
という基本的な設計思想のことです。
- 1次安全(アクティブセーフティ): アイサイトなどの予防安全技術
- 2次安全(パッシブセーフティ): 衝突時のボディの強さやエアバッグなどの衝突安全技術
これらよりも前の「第0段階」、つまりクルマに乗り込んで運転席に座った瞬間から、
ドライバーが疲れにくく、周囲の状況を正確に把握できるデザインや設計にしよう、
というのがゼロ次安全のアプローチです。
その中心にあるのが、「圧倒的に優れた視界」なのです。
SUBARUの視界へのこだわり:死角を極力減らす設計
「視界が良いクルマ」と口で言うのは簡単ですが、現代のクルマは衝突時の
ボディ剛性を高めるために、ピラー(窓枠の柱)が太くなりがちです。
その中でSUBARUは、安全性と視界の広さを高い次元で両立させています。
1. ピラー形状と三角窓が生む「抜けの良さ」
交差点で右左折する際、歩行者がピラーの死角に入ってしまって
ヒヤッとした経験はありませんか?
SUBARU車は、フロントガラスを支えるAピラーの形状を徹底的に工夫しています。
さらに、ドアミラーの取り付け位置を窓のフチではなくドアパネル側に配置。
これにより、ピラーの根本に「三角窓(フロントクォーターガラス)」を
設けるスペースが生まれ、斜め前方の死角を劇的に減らしているのです。
ここがポイント: 周囲に小さな子供(身長約1m)がいても、運転席からしっかりと目視で確認できることを目標に設計されています。
2. 後方視界も決して妥協しない
前方だけでなく、車線変更やバック駐車の際に重要になるのが
「後方・斜め後ろの視界」です。
最近は流麗なデザインを重視するあまり、リアウィンドウが極端に小さかったり、
後部座席の窓の後ろ(Cピラー・Dピラー周辺)が太く塞がっているクルマも少なくありません。
しかしSUBARUは、ここでも視界を優先。グラスエリア(窓ガラスの面積)をたっぷりと確保し、
振り向いたときに「外の景色が直接見える」設計を徹底しています。
センサーより前に「人間の目」を信じる
現在はバックモニターやブラインドスポットモニター
(斜め後方の死角にいるクルマを知らせる機能)など、
便利な電子デバイスが普及しています。
もちろんSUBARU車にもそれらの先進装備は搭載されていますが、
彼らのスタンスは「デバイスはあくまで人間のサポート」というもの。
「まずはドライバー自身の目でしっかりと状況を確認できること。
その上で、人間の限界をアイサイトなどの技術でカバーする」
これが、航空機メーカーをルーツに持つSUBARUが長年貫いている安全への哲学です。視界の良さは、結果的に運転中の緊張感を和らげ、長距離ドライブでの疲労軽減にも直結します。
見晴らしの良さ≒安全
派手な先進装備と比べると「窓が大きくて見やすい」
「ミラーの位置が工夫されている」といった部分は、カタログのスペック表
では少し地味に見えるかもしれません。
しかし、実際に市街地の交差点を曲がったり、狭い駐車場でバックしたりするときに、
この「ゼロ次安全」のありがたさを痛感するはずです。
もしあなたがディーラーでSUBARUのクルマに触れる機会があれば、
エンジンをかける前に、まずは運転席に深く座ってぐるりと周囲を
見渡してみてください。その「見晴らしの良さ」に、きっと驚くはずです。
したっけ。





