数日前(この投稿は 2024 年 4 月 21日)、
我が愛車(レガシィアウトバック)の
エンジンをかけると
センターインフォメーションディスプレイに
こんな表示が。

アイサイト X で使用される
地図データの更新案内でした。

2 種類の地図データ

さて、まずは解説。
SUBARU のレガシィアウトバックや
レヴォーグ系、WRX などの
アイサイト X 搭載車は
2 種類の地図データを持っています。

1 つはナビゲーションシステム用のデータ、
そしてもう一つが今回ご紹介の
アイサイト X 用の 3D 高精度地図データ。

前者は普段のナビ画面で
目にするところなのでわかりやすいですが、
後者は内部的に持っているデータで、
ワタシたちが普段目にすることはできません。

ナビゲーションシステム用データは
視認性を第一とするために
デフォルメされていますが、
3D 高精度データは
実際の道路の形状に違わず
収録されています。
このデータと GPS 信号などの
情報をもとにアイサイト X の
緻密な制御を行うことになるというわけです。

バージョン確認

で、ワタシのアウトバック。
この 3D 高精度データの
バージョンを確認してみると、

1 年前の Version でした。

※ 確認方法を Youtube ショート動画にしてみました。

なお、このデータは 1 年に 4 回更新データが
提供されています。
オーナー向けサイトで、これまでの
データ更新情報を調べることができます。

試しにワタシのバージョンを入れてみると
今回提供されるデータで更新される
全国の道路情報が表示されます。
以下、関東地方の情報のみ抜粋します。

都道府県(代表)変更箇所分類バージョン
群馬県関越自動車道 前橋IC付近 (上り)車線数変更2024年冬版
神奈川県首都高速湾岸線 大黒JCT(上り)車線数変更2023年夏版
神奈川県東名高速道路 大和トンネル付近 (上り、下り)車線数変更2024年冬版
神奈川県西湘バイパス 大磯東IC~西湘二宮IC新規整備2024年春版
神奈川県西湘バイパス 西湘PA施設変更2024年春版
神奈川県首都高速1号羽田線 羽田出入口~大師出入口施設変更2024年春版

普段走る機会のない場所がほとんどですが、
強いて言うなら
関越道の前橋 IC 付近が含まれています。

まだ今回の更新をするか悩んでいますが、
とりあえずその方法などを調べてみました。

更新方法・費用

方法としてはディーラーに持ち込む以外はありません。
更新にかかる所要時間は 30 分。
費用はとあるディーラーでは 3,300 円とのこと。

大した金額ではないですが、
これが 1 年に 4 回となると結構大きいですよね。
と思ったら、ディーラーの営業さん曰く
「毎回更新する必要はないですよ」
とのこと。

例えば年 1 回の更新でも
それまでの更新内容はすべて
網羅されるようです。

見送り

で、ワタシの場合、今回の
更新で比較的よく走る常磐道、
東北道はその情報がないので
更新は今年 11 月に実施予定の
12ヶ月点検の時でも良いかな、
と思っても見たり。
もう少し考えてみます。

したっけ。