お台場訪問の帰り道。
最近?開業した新たな
交通機関「東京 BRT」を利用してみました。

BRT とは?

まず、説明。
BRT とは BUS RAPID TRANSIT の略。
一般的には、

専用走行空間の確保を基本とした、
速達性、定時性、輸送能力に優れた、
バス車両をベースとした
高速運行の公共交通システム

と定義されるようです。

プレ運行中

東京 BRT は東京オリンピック開催に
合わせ 2020 年からプレ運行(一次)を開始。
2023 年 4 月からはプレ運行(二次)中で、
2024 年春から本格運行を行う予定とのこと。

現時点で運行するのは以下 2 系統
(それぞれ区間便あり)。

  • 幹線ルート(虎ノ門ヒルズ~東京テレポート)
  • 晴海・豊洲ルート(虎ノ門ヒルズ~ミチノテラス豊洲(豊洲市場前))

なぜ京成?

運行を担う東京 BRT 株式会社は
京成バスが設立した会社。

都心に京成?と
違和感をおぼえるところですが、
都内に営業所を構えており、
連接バスの運行実績があることから
選定対象となったそうです。

乗車レポ

今回はこちらのイベントに参加した後、
国際展示場から上り便を
利用してみました。

乗り場は国際展示場駅前の
ロータリー。
ですが、駅から一番遠いところにあり、
駅前の案内看板にも記載が
ありませんでした。

平日は国際展示場まで、
土休日は東京テレポートまで
運行されています。

フジテレビからの帰りだったので
東京テレポートからだと
ありがたかったんですが。

早い・安い

BRT と聞くと専用道などを
走るイメージがあるのですが、
東京 BRT は一般道を走ります。

停留所を絞り込んでいるので
いわば、急行バスな位置づけでしょうか。

今回は連接バスで運行の便を
狙い 12:51 発に乗車。

新橋までの所要時間は約 15 分。
運賃は均一の 220 円(現金・IC 同額)。
支払いは前方扉からの乗車時に行います。

※ 連接バス運行便は概ね 1 時間に 1 本程度。
※ 1 日乗車券(500 円)、乗り継ぎ割引あり。

ゆりかもめと比較

ご参考までに、
ゆりかもめで有明~新橋を乗車すると
所要時間は 24 分で運賃は 390 円。
環二通りをほぼ一直線に走る
BRT の方が早くて安いです。

ただし、BRT の新橋停留所は
日テレの前にあり新橋駅からは
少々離れています。

乗車レポ

2 両目後方に座り、
連節バス特有の動きを
動画に撮ってみました。

国際展示場から乗車したのは
ワタシを含めて 3 名。

途中の停留所から少しずつ
乗車、勝どき BRT 停留所で
まとまった乗車があり、
席がさらっと埋まる感じ。

区間を限定すればそれなりの
需要はあるようですね。
ワタシは今回わざわざ
りんかい線で一駅移動しましたが、
土休日は東京テレポート駅の
利用者なども取り込めそうです。

この便は新橋で折り返し。
乗車する人はそれなりにいたようです
(幹線ルートは平日朝のみ
虎ノ門ヒルズまで運転)。

便利・楽しい

都心から臨海部へのルートとして
有効活用できそうな印象。
特にビッグサイトへ行くときは
かなり便利です。

土日ならばフジテレビ方面で
お出かけのときにも大変便利です。
なかなかお目にかかれない
連接バスも走っており、
なかなか楽しい路線でした。

したっけ。