本日はトヨタシェアで新型プリウスを
借りてみました。
パワートレインも一新、見た目にも
大きく変わりましたが、その実力やいかに。
グレードは
グレードは G。
上には Z、
下に U というのが
ありますが U は KINTO 専売と
なっていますから、
この G が実質一番下ということに。
Z、G には新しく 2.0L エンジンとモーター、
U には 1.8L エンジンとモーターの
ハイブリッドシステムが搭載されています。
※ Z にはプラグインハイブリッドもあり。
外観
これまでに上げた
3 枚の画像にて粗方スタイルは
掴んでいただけるかと。
フロントはトヨタのトレンド
「ハンマーヘッド」。
※ ハンマーヘッド=シュモクザメ
サイドビューは後席付近が
もっとも高さがあるようで、
面白い造形ですね。
顔は正直、無機質な感じで
あまり好きではないですが
(あのクルマにも似てる気が)、
リヤはうまくまとまっていると感じます。
割りと好みかも。
内装
運転席に収まると
包まれ感は強めですが、
狭苦しい感じはありません。
が、
このメーターの小ささは気になります。
表示される情報は少なく、かつ小さめ。
必要な情報を得るために
画面を切り替える動作が面倒です。
また、メーター手前の造形が
おもちゃっぽく感じます。
また、ワタシは少しシートを
高めにしたので、気になりませんでしたが、
一番低いのポジションをとると、
ステアリング上部がメーターにかかります。
センターディスプレイも
地図表示のコントラストが弱いのが
気になりました。
また、各メニューについては
従来モデルでは画面の外側に
ボタンが配されていましたが、
画面内にアイコンとして収まりタッチ式に。
正直、わかりにくいです。
後席、荷室の使い勝手などは
またの機会に。
画像だけ載せておきます。
アラウンドビュー(+α)の動画を上げておきます。
※ ウィンカー音、好みです。
走りは上質に
では、試乗。
先代で TNGA を採用して
走りに磨きがかかりましたが、
それをまた上質にした感じ。
静粛性も高まっているようです。
そのためか、タイヤからのノイズが
少々気になりました。
今回、街乗りと高速ちょい乗りした
ところでパワーは十分です。
街乗りで気になったのは視界。
A ピラーの位置が悪いのと
左斜め後方の視界が悪いのは
ちょっとどうかなと思いました。
ADAS は進化!
今回、驚いたのは
運転支援システム。
プロアクティブドライビングアシスト(PDA)
まず、この装備。
アダプティブクルーズコントロールなどを
動作していない状態でも使えます
(デフォルトで ON?)。
具体的には前車に接近したり、
コーナー進入、交差点を
右左折したりするときに
自動的に減速してくれるシステム。
この制御の入り方も
ごく自然なのに感心いたしました。
ただ、これを常時 ON に
しておくと運転が下手になるかも、
という懸念が少々残ります。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)
まず、メインスイッチを押すと
すぐ稼働状態になるのは嬉しいですね。
加減速制御もだいぶ自然に、上手になりました。
レーンキープも上々で、
気になる部分はありませんでした。
あくまで SUBARU EyeSight 推しの
ワタシですが、結構いい勝負かと。
PDA などは運転に自信のない方には
かなり助かる装備なのでは。
実力派
総合的に良くできたクルマですが、
例えばメーター回りや視界が……なところなど
個人的な所有満足度をスポイルする
ポイントが多かったのは残念でした。
したっけ。