※ 2023 年 7 月 29 日の報道によりますと
会津バスが事業を引き継ぐことになったようです。
結局元通りということですか……
ちょっと心配なニュース。
福島方面の報道機関で
2023 年 6 月 11 日に
報じられたところですが、
猪苗代・磐梯高原地区で
路線バスを運行している
磐梯東都バスがバス事業から撤退する
ことになったようです。
磐梯東都バス
猪苗代・磐梯高原(裏磐梯)方面の
路線バスを運行している会社です。
東京都内を中心にタクシー
観光バス事業を行っている
東都自動車グループの一員です。
撤退理由
利用者数の低迷が主な撤退理由とのこと。
コロナ禍前の利用者は年間延べ 15 万人前後で
推移していたようですが、昨年(2022 年)度は
約 9 万人まで落ち込んでいたそうです。
コロナ禍も落ち着いて、そろそろ観光客、
インバウンドの足も戻ってきそうな
このタイミング。
もう少し踏ん張れなかったのかなと。
現在はバス路線の維持に向けて他の
事業者との交渉を進めているようですが、
果たして担い手は現れるでしょうか。
かつては
というのも、かつて
これらの路線は会津バス(会津乗合自動車)
が運行を担っていたのが
2011 年に撤退した経緯があるからです。
ちなみに、現在、会津バスでは
喜多方~裏磐梯までの
路線を運行しています。
この路線、喜多方~大塩裏磐梯温泉まで
だったものを磐梯東都バスが一旦引き継ぎ、
裏磐梯まで延長したものを、
再び会津バスが運行という経緯をたどります。
この会津バスに路線を
再び継承してもらうというのが
現実的なところかと思われますが、
果たして受け入れてくれるでしょうか。
ホテルもやってます
ところで、磐梯東都バスは
磐梯桧原湖畔ホテルを
運営していたはずですが、
こちらはどうするんですかね。
このホテル、裏磐梯でも
ちょっと奥まったところにありまして
冬季のアクセスは少々しんどいかも。
限られた時間
撤退のタイムリミットは 9 月末。
3 ヶ月ちょっとしかありませんが、
果たしてどのような形に落ち着くでしょうか。
今後注視していきたいと思います。
したっけ。