本日、

SUBARU より株主通信が届きました。

※ ワタシはプチ株主です。。

それはおいといて、
ふと「株主通信」にあったとクルマ以外の分野、
過去製造していた分野等について書いてみます。

航空宇宙分野

SUBARU の前身は中島飛行機。
というのは多くの方は知るところでしょう。
その分野の代表的製品を取り上げてみましょう。

ヘリコプター

まずは「株主通信」にも登場したヘリコプター。

SUBARU では陸上自衛隊向け多用途ヘリ「UH-2」、
このベースとなった民間向けの「SUBARU BELL 412EPX」を
生産しています(SUBARU と米 BELL 社の共同開発)。

UH-2

固定翼機

T-7

海上自衛隊の訓練機 T-5、
航空自衛隊の訓練機の T-7 などを製造。

ボーイング 777 や 787 の中央翼も生産しています。

※ 中央翼とは、航空機の左右の主翼と前後の胴体をつなぎ、
  荷重を支える部位のこと。中身は燃料タンクのため、
  高強度・高水密が求められます。

かつては

現在は自動車、航空という 2 本柱ですが、
かつてはいろいろなものを作っていました。
そのいくつかを挙げてみます。

スクーター

戦後間もない 1946 年から1968年まで
ラビットと呼ばれるスクーターを生産していました。

※ 当時は富士産業(富士重工の前身)。

汎用エンジン

ラビット用のエンジンを汎用化したもの、
こちらは割と最近(2017 年)まで生産されていましたが、
一部製品を他社に継承し生産終了。

バス車体

2002 年までバスの車体も作っていました。
メーカーから提供を受けたシャーシに
車体を架装するもの。

撤退から 20 年経ちますが、
まだこの車体が活躍が見られるところも
あるようです。

鉄道車両

先述したヘリコプターを製造する
宇都宮製作所ではかつて鉄道車両を
作っていました。

我が近所のショッピングモールに静態保存されている
豪華寝台列車「夢空間」のラウンジカーや
その他客車、主に地方向けのディーゼルカーなどを
生産していました。

富士重工の鉄道事業については、
こちらの記事でも。

軽自動車

最近の出来事ではクルマ関連には
なりますが、軽自動車からの撤退は
やはり個人的には残念な出来事でした。

SUBARU 規模の企業では
利益率の低い軽自動車の生産は
やはり厳しいものがあったようです。

が、もう少し生産を続けていれば
例えば軽 BEV などで挽回できる余地も
あったのでは、と素人考えながら
思ってしまうわけです。

見た目が「R1」の BEV とか
結構良いと思いませんか?

したっけ。