重箱の隅をつつくようなネタでございます。
今回は自動車メーカー(T 社)の
涙ぐましい?コスト削減策を目の当たりに
することができましたので
それをご覧にいれましょう。
エアコン操作パネル
今回の指摘はマニュアル式の
エアコン操作パネルについて。
まず、昨年(2020 年)に登場した
ヤリスのエアコン操作パネルを。
中央のスイッチは外側の輪っかを
回すことで風量調節、
中央の押しボタンを押すことで
外気導入・内気循環を切り替える仕組みです
(内気循環時は中央のランプが点灯)。
で、最近納車されたであろうヤリス
(恐らく 2021 年の年次改良後)のパネルは、
中央のスイッチ形状が変わっています。
真ん中のツマミを回すことで風量調節、
外側の輪っかを回すことで外気導入・内気循環の
切り替えという塩梅です。
大した変化ではありませんが、
ここでコストが削減されています。
電動→手動
それがどこかと言いますと、
外気導入・内気循環の切り替え方法。
従来のボタン式ですと、
ボタンを押す毎に外気・内気の
切り替えはモーターに
よって行われていました。
が、新しい方式では、
外気・内気の切り替えの輪っかが
そのまま機械的に切り替え機構に
直結しています。
故に操作感は少し重めとなり、
上質感も失われています。
すなわち、ここでモーターを
省略することでコスト低減を図ったと
言うことができるわけです。
あからさまなのは……
基本的にクルマは登場時が
もっともコストが
かかっていると言われます。
その後、改良と称して
部品チェンジなどが
行われそのコストはどんどん
安くなっていくのですが、
それは目に見えないところで
行われることが多いです。
それが、こういう目に
つくところで行われる
というのはワタシは良しとは思いません。
カタログ価格は安くなるわけ
ではありません。
実際には値引き幅が
拡大されたりはしますが、
こういうあからさまやり方って
どうなんでしょうね。。
なんかモヤモヤしてしまう
ワタクシなのでした。
したっけ。