本日はふと思い立ち、
こんなクルマを借りてみました。
試乗がてら使い勝手なども細かくチェックしてみます。
スズキ ハスラー
トールワゴンと SUV の
要素を統合させた軽自動車。
この手のクルマを望んでいた方は結構
多かったようで、かなり売れました。
今回乗ったのは先代モデルで、
2019 年 12 月に現行型に
モデルチェンジ(発売は 2020 年 1 月)されています。
外観
実車チェック。
まずは丸形ヘッドライト。
かわいい雰囲気を漂わせながら、
全体的には骨太感も。
なんとも絶妙なバランス。
現行型は使い勝手を重視、
より角張った雰囲気になっており、
この辺りは先代のこの型が好みです。
内装
運転席に座ると飛び込んでくる景色が、
これです。おしゃれです。
ボディカラー同色のパネルが主張するも
嫌味がありません。
エアコン吹出口はヘッドライトを
モチーフとした形になっています。
シートは、
これまたおしゃれ柄にイエローステッチ。
いいですね。
さらにドアトリムも抜かりなく、
スピーカーもヘッドライト型。
リヤも抜かりなく。
かくして全方位でおしゃれ。
使い勝手
其の一方で、使い勝手も重視。
助手席座面を起こすと
取り外し可能なシートアンダーボックスが。
後席も大きくスライドし、
居住性と荷室空間を生み出します。
試乗!
では、乗ってみての感想を。
SUV × トールワゴンということで、
腰の高さを感じます。
乗り心地もタイヤがバタバタ、
ゴツゴツを伝えてきますが、
軽自動車に乗り心地を求めるのも、
まぁ許容できる範囲です。
運動性能
走ってみると街なか走行では十分な
パワーを持っています。
感心するのは S-エネチャージ。
ISG(Integrated Starter Generator)が
低速でのトルクを加え、出足も不足なし
(多少ギクシャク感はありますが)。
アイドリングストップからの
復帰はこの ISG を使うため、
振動なし、音も静かです。
これは現状某 D 社では出せない味。
停止直前にエンジンも止めますが、
そのときにトルク抜けも最小限。
ブレーキ操作も違和感をあまり
感じる事なくできます。
※ ISG=「スターター機能付き発電機」と訳されます。
スバルの血も
ハスラーはその背の高さから、
コーナリング時のロールも
大きめに出るのですが、
割と 4 輪がしっかり踏ん張っている印象。
不安定な恐怖感などはありません。
このハスラー、実は
フロントサスペンションロアアームが
富士重工(現 SUBARU)との共同開発。
これが案外聞いているのかも。
おしゃれ
かくして、1 時間少々の試乗でしたが、
なかなか良くできたクルマかと思います。
内外装から走りの雰囲気までもが
なんとなく「おしゃれ」という
言葉で統一が図られたような、
なんとも心地よい気持ちにさせてくれる
クルマでした。
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