さて、本日も東京モーターショー(TMS)ネタを。
スバルブースについて思うことを。
展示車種
今回の展示されているのは、
- レヴォーグプロトタイプ
- WRX STI EJ20 Final Editon
- インプレッサスポーツ
- SUBARU XV
- フォレスター
- SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT
- SUBARU BRZ GT300
これらの車種。
あれ?あのクルマがないですね。
それは「レガシィ アウトバック」。
米国では今年フルモデルチェンジを
迎えたこのクルマがなぜ登場しないのか。
ワタシなりに考察を。
レヴォーグ推し
かつて、レガシィはフラッグシップモデルでしたが、
SUBARU における国内戦略においては、
その座をレヴォーグに譲ったんでしょうね。
恐らくそういう意味合いで「レヴォーグ」は、
「レガシィ」も含めた造語でネーミングされました。
LEVORG = LEgacy + reVOlution + tuRinG
売れない?
レガシィは先代より米国志向となり
ボディは大型化、国内ではあまり
売れていなかったようです。
そして現行型をもって
B4(セダン)においては国内生産も
終了することになりました。
現地生産
このようにレガシィは米国に
重点を移しており、グレード数も
日本では少なく、また新型については
現在米国内の工場のみ生産されています。
国内版は当然ながら日本国内で
生産されるでしょうが、
昨今の不祥事によってそれが
先送りされたのではないか。
という見方もできます。
あるいは、レヴォーグに搭載予定だった
新エンジンの開発が遅れており、
これがレガシィにも波及している
という見方もできます。
その実、かつて発表された中期経営ビジョン
「際立とう 2020」では、
毎年 New モデルをリリースするという
スタンスでしたが、今年モデルチェンジされた
クルマは自社開発モデルではなく
ダイハツOEMのシフォンだけです。
…と思ったんですが、
このプラン「国内モデル」限定の話ではないので、
今年はレガシィがモデルチェンジを
果たしたことで計画通りということなんですよね。
レヴォーグの後?
今回展示されている新型レヴォーグは、
2020 年後半に発売予定というアナウンス。
現行モデルが登場したときは
2013 年のモーターショーで発表、
2014 年 4 月発表、6 月発売という
スケジュールでした。
なお、現行レガシィは同じ年の
10 月にフルモデルチェンジを受けています。
来年、新型レヴォーグの発売が
この時期にかぶりそうなので、
レガシィ発売は再来年?という見方もできます。
となると、レガシィについては
来年も年次改良を行うことになるかもしれません。
これはこれで楽しみではあったりするのですが。
F型 or E型
ということで、ワタシの見立てが
正しければ国内においては
さらに成熟?したアウトバックが
手に入ることになります。
ということで、あくまでレガシィ派で、
現行モデル導入予定のワタシには
もう少し腰を据えて
待つことができる余裕ができました。
したっけ。