カーシェア試乗記です。
前回の CX-5 で味をしめての
マツダ車第 2 弾です。

今回、試乗したのは……

デミオ

コンパクトモデルです。
試乗したのは業務終了後の夜間ですが、
お姿だけ朝のうちに撮影しておきました。

このクルマがあるのは
三郷駅北口ステーション
グレードは 13S と思われます。

1.3L ガソリンエンジン搭載の
6 速 AT モデルです。

※デミオは 2018 年 8 月の
マイナーチェンジでエンジンが
1.5L にアップしていますが、
このモデルはその前期型。

外観

鼓動デザインです。
CX-5 同様にうまくまとまってます。
フロントのでっかいグリルが
個人的には……

内装

夜間撮影なので枚数少なめです。

一応最新モデルとあって
質感はかなりアップしてます。
コンパクトモデルこの質感、
いつも乗っている T 車のそれが
とてもお粗末に感じます。

センターコンソールはこんな感じ。

低グレードなので
エアコンはマニュアルですが、
操作感はとても良好。

シフトノブの高い剛性感、
程よい長さのストロークが
とても良い印象です。

乗り味

では試乗。

CX-5 と共通する乗り味で
硬めですが足がしっかり
動いている印象で悪くありません。

エンジンが 1.3L のためか、
軽快感は若干控えめ。
ですが必要十分のパワーです。

ドライブモードをパワーに
すると高回転まで回るエンジンは
なかなかに気持ちいいです。

アクセル、ステアリングも
剛性感が高く操作しただけ
動いてくれるという印象。

実はこれがうまくできない
コンパクトカーが多いです。

例えば某 T 社のコンパクトな
あのクルマ(あえて特定しません)
などはこれらが全てダルダルです。

マツダが標榜する「人馬一体」が
エントリーモデルであるデミオでも
しっかり具現化されているのが
マツダのすごいところです。

静粛性

一クラス上のクルマに
乗っていると感じる高さ。

エンジン音が程よく室内に
入ってくる程度です。

居住性良好

マツダ車共通と思えますが、
このクルマのシートの
座り心地は良いですね。

程よいホールド感を
持ちながら乗り降りも
それほど苦になりません。

そして、ステアリング、
ペダル類、シートの位置関係が
とても良く、ドライビングポジションが
サクッと決まります。

思わず長距離のドライブに
出かけたくなりますね。

巧みな制御

6 速の電子制御 AT は
巧みな変速を見せます。

1.3L エンジンですが、
非力さを感じさせない、
絶妙のタイミングで
シフトアップし、
小気味良い加速を
見せてくれます。

ドライバーズカー

このクルマは
例えば交差点やちょっとタイトな
コーナーを曲がるときなど、
普段走る道路でも十分に
楽しさを感じさせてくれます。

このほどのマイナーチェンジで
エンジン排気量が1.5L にアップ
しましたが、動力性能と実用燃費は向上、
価格はほぼ据え置きという
魅力度向上に力を惜しまない
マツダの心意気を垣間見ることが
できた今回の試乗でした。

マツダさん、良い仕事しますねぇ。

したっけ。