本日のネタはカーエアコンの

使い方について。

 

あなたももしかすると

危険な使い方をしているかも。

内気循環と二酸化炭素濃度

まずはこちらのまとめ記事より。

 

要約すると、

カーエアコンを内気循環の

まま使い続けると

10 分ほどで車内の二酸化炭素濃度が

集中力が低下や眠気を誘発する

レベル(2,000ppm)にまで増加する

ということのようです。

 

端的に言うと、

内気循環で運転を続けることで、

居眠りを誘発する可能性が高くなる

ということです。

 

この 10 分というのは、

大人 4 人乗車で導き出された値で

クルマの種類は明らかになっていません。

 

クルマの広さ、乗車人数によって

増加率は異なるでしょうが、

二酸化炭素濃度はどんどん

高くなっていくのは間違いないでしょう。

 

このデータでは、

さらに 30 分経過すると

二酸化炭素濃度は健康被害を

誘発するレベル(5,000ppm)に

まで達するとのこと。

 

この事実を知り、

ちょっと恐ろしくなりませんか。

 

ご参考までに、日常での

代表的な環境においての

二酸化炭素濃度は、

通常の大気:400ppm

換気する室内:1,000ppm

となっています。

 

マニュアルエアコン

ということで、

特に注意していただきたいのが

お車のエアコンがマニュアル式の方。

 

外気導入と内気循環の切り替えは

固定式になっています。

内気循環のままで乗っている人

結構いらっしゃるのでは?

 

私も仕事柄、マニュアルエアコンの

クルマを運転することが

多いのですが、結構な頻度で

「内気循環」モードに

なっているクルマに出くわします。

 

確かにトンネル内や

トラック直後の走行など

車内の空気が汚れるときは

しょうがないとは思いますが、

できるだけ外気導入モードで

走る方が良いでしょう。

 

※オートエアコン装着車は

外気・内気の切り替えを

自動で行うものがありますが、

クルマによっては

内気循環で作動する時間が長い

ものがあったりしますので、

時々チェックすることを

おすすめします。

ニオイ対策にも

それともう一つ。

車内でタバコを吸われる方は、

特に外気導入モードを基本とする使い方を。

 

内気循環固定の喫煙車は、

タバコの臭いはどんどん蓄積し、

非喫煙者からすると

かなり強烈な臭いになることも。。

それともう一つ。

内気循環のままですと車内の湿度が

高いままとなり、エバポレーター(エアコンの

空気を冷やす機器)内にカビが発生

しやすくなりこれも臭いの原因となります。

 

とにもかくにも、

「基本は外気導入」と

覚えていただき実践していただければ、

と思います。

 

したっけ。