本日は、私もクルマの運転中などに
時々ヒヤッとすることがある
自転車の逆走行為について。
自転車の逆走にはらむ危険
まずはこちらの動画をご覧ください。
概要を説明しておきますと、
左側の狭い道路から一時不停止で
優先道路に入ってきた自転車が、
道路の右側を走り続け(途中で信号無視)、
対向の自転車を避けるために
側溝に落ちてしまったという動画です。
まず左右を確認をぞんざいなまま
優先道路に無停車で入り、
その後逆走、さらには信号無視。
ルール違反のオンパレード。
なんともひどい運転です。
動画共有サイト Youtube で
「自転車 逆走」と検索してみると
こういう動画が沢山ヒットします。
残念なことですが。
3 つの違反行為
さて冒頭の動画に戻ります。
この自転車乗りの方は
道交法上での定められた 14 の違反の内、
- 信号無視
- 通行区分違反(逆走)
- 定場所一時不停止違反
という 3 つに該当しています。
この動画の結末では違反者本人が
「自爆」するわけで、痛い思いをするのは
本人なわけですが、もし、
ここで側溝に落ちるのが対向の自転車で、
しかも怪我を負い、
自転車を破損してしまったら。
と考えると、
3 つの違反だけではなくて、
さらに罪状は重くなり、相手に怪我をさせたこと、
自転車を破損させたことで損害賠償請求も
発生することになるでしょう。
最近は自転車対歩行者事故の
損害賠償額は増加の一途を
たどっているようです。
ルールは自分を守るもの
ここで忘れてはいけないことを。
交通ルールとは、
「安全・円滑な交通を実現するため」
に定められたものです。
これが、ひいては
これは道路を利用する
「自分を守るために必要なもの」
でもあるわけです。
それが冒頭の動画を見ていただいても
お分かりになるかと思います。
もしあなたのそばにルールを
知らないとか軽視して自転車に乗る方がいらっしゃれば、
この動画を見せてあげてください。
「無知は罪」になることもあります。
自転車で不幸にならないために
自転車は便利で、
免許も不要で気軽に乗れる乗り物です。
ですが、一旦またがってしまえば
「車両」扱いとなり交通ルールで
縛られることになる。
ということを
肝に銘じて乗るようにしてくださいね。
したっけ。