青春 18 きっぷの消化旅第四弾。
例によりまして日帰りです。
今回は行き先に悩んだ末、
高崎・上越線を北上する旅に。
ネックは「三国峠」
事前にはぼんやりと
「越後湯沢あたりまで行ければいいなぁ」
と思っていました。
ココなら距離もそんなにないし
ゆっくり出発してちょこっと行って
帰って来れるだろう。
と、思ったんですが、
今回も早朝発、6 時台の列車に乗ります。
その理由は、
上越線の水上(みなかみ)~越後湯沢間の
運行本数。
例えば上越新幹線なら
1 時間に 1,2 本は走ってるのですが、
普通列車に限っては、
水上を 9:45 に出る列車(今回乗った列車)
の次は 13:40。
約 4 時間の空白があるんです。
(土・休日は 11:40 発の臨時列車あり)
越後湯沢で何しよう?
この先文章が長くなりそうなので、
行程をちょいと端折ります。。
自宅から武蔵野、京浜東北、
高崎、上越線と乗り継ぎ、
水上にたどり着きました。
ここからは JR 東日本新潟支社の
E129系に乗車します。
新しい車両は気持ち良いですが、
いかにも今どきの車両という感じ。
ちょっと代わり映えがしないですね。
駅周辺散策
越後湯沢に着いたのは 10:17。
所要は 4 時間ちょっと。
これで一応「お気軽レベル」。。
さすがは湯の街とあって、
駅のホームにも温泉が
湧き出ています。
まずは歩いて駅周辺を
散策してみます。
温泉街に面した
西口ロータリーは工事中。
車両乗入れができないようです。
線路に沿うように北に歩きます。
結構な距離を歩いて、、
布場スキー場
現在の正式名は湯沢高原スキー場の
布場ゲレンデと言うそうです。
このゲレンデだけをみると
リフトは 1 本、コースも
対して長くないですが、
ここの特色はゲレンデ直下に
宿泊施設が軒を連ねるという
昔ながらのスキー場。
ここのお宿で何度か
お世話になったことがありますが、
ゲレ直というのは
ほんとにいいもんです。
食事が抜群の美味しくて、
かつてはお宿近くのリフトも
動いていてなかなか
魅力的なところだったんですけどね。
ところで、この布場ゲレンデは
2018 年の春を持って閉鎖という
話があったんですが、
今冬は本当に営業しないんでしょうか?
地元民御用達ランチ
お腹がすいたので駅へ戻ります。
湯沢といえば思い浮かぶのは「へぎそば」
なんですが、一人ですし、
懐具合も……なので、
東口近くの「どさん子」さんへ。
こちら「不定休」なので
一か八かですが、今日は営業してくれていました。
オーダーは定番の味噌ラーメン(700 円)。
それにプラスすることのランチセット。
小ライス、モツ煮、生卵、漬物、海苔の
5 品で 300 円です。
税込 1,000 円でかなり幸せになれます
(ってか食べすぎました)。
ゲレンデめぐり
ランチを終えた頃、
とあるお友達から SNS 越しに
「石打丸山の新しいリフト見てきて!」
というリクエストをいただき、
二つ返事で引き受けます。
石打まではちょいと距離がありまして、
列車ですと一駅。
ただ、スキー場は石打駅の少し手前。
そして次の列車までは 30 分以上の
待ち時間。
少し思案して、
「自転車!」
という結論に達し、西口駅前の
観光案内所にてレンタサイクルを
調達して出発します。
ということで、
しばしの相棒はこちら。
内装 3 段ギア付き、
電動アシスト自転車です。
料金は 2 時間まで 500 円、
4 時間までは 1,000 円、
1 日なら 1,500 円。
借受時に身分証明書の
提示が必要で、
料金は後払いとなっています。
なお、宿泊客向けには
周辺宿泊施設でも借受が
できるそうです。
石打丸山スキー場
ということ最初に石打へ。
湯沢からは下り基調の道のりなので
快適に飛ばしていきます。
スキー場中央口へ。
ここから上る中央第1高速リフトが
現在架替工事中でして、
今冬(2018 年)に「コンビリフト」に
生まれ変わる予定です。
コンビリフトとは
10 人乗りのゴンドラキャビンと
6 人乗りのチェアリフトが
同一線上を運行するというもので、
世界初登場となるようです。
詳細は公式サイトへ。
ではその現場の画像をどうぞ。
石打丸山スキー場のリニューアル計画は
これだけではなく、中腹からの
トリプルリフト新設や、
リゾートセンターの建設など
かなり大掛かりなものとなっています。
では湯沢へ戻ります。
登り坂……
行きは下り。
ということは帰りは登るわけで。
今回の相棒、電動アシストが
ついてはいますが、
そもそもの重さがあり、
ギアを一番軽くしても
それなりの負荷がございます。。
しかもこの日の気温、30 ℃。
飲み物などを持たずに
出てしまったため、
途中で喉がカラカラ。
なんとか湯沢へ戻り、
「ショッピングセンターのぐち」にて給水。
ここまで 1 時間弱。
もう少し走ってみましょう。
岩原スキー場
知らない人には難読なこのゲレンデ。
「いわっぱら」と読みます。
こちらも老舗ゲレンデ。
広大な緩斜面が名物で、
学生時代には結構来てましたが、
最近はとんとご無沙汰。
近くにはバブルの遺産「ビクトリアタワー」も。
NASPA スキーガーデン
既にかなりの発汗量。
よせばいいのにまた登坂。。
いまや基調なスキーオンリーゲレンデ。
小規模ながら楽しいコブ斜面も
あったりで、結構好きなゲレンデですが、
最近はお隣の神立に行くことが多く
(あちらは 2,000 円で滑れますから)。
2 時間を待たずして膝がプルプルしてきたので
駅へ戻って自転車を返却します。
次回があれば神立、中里辺りまで行ってみたいなぁと。
せっかくの湯沢なので
実は今回はお風呂セットを
持参しておりまして。
せっかくここまで来たので
温泉をいただくことにしました。
湯沢の湯というと、
公衆浴場に行くことが多いのですが、
今回は温泉街のお宿で
日帰り入浴をしてみることに。
自転車を借りたところの方から
おすすめされた
「東映ホテル」に行ってみます。
団体さんの予約もあったようですが、
まだいらしていないようで、
この広大なお風呂を独り占め。
だれもいないのでこっそり撮影。
窓の外にはこれまた広大な
露天風呂もあります。
こちらの日帰り入浴は
フェイスタオル付きで 1,300 円。
贅沢な時間を過ごしました。
足を伸ばして
入浴を終えたのが15時過ぎ。
当初予定していた帰りの列車は
15:08 分発。
間に合いませんね。。。
次の列車は 17:55 発。
駅で時間を潰すにも長過ぎる待ち時間。
ということで、
さらに上越線を北上してみることに。
石打付近では、
さきほどの新設リフトに
取り付けられるであろう搬器を横目に。
一回行ったきりの上国を通り、
ここで折り返し。
只見線は次回以降へ持ち越し。
小出からはそのまま水上へ戻り、
行きと同じ行程で帰還しました。
結局帰宅は 22 時過ぎ。
軽く日帰り、のつもりが
今回もなかなかハードな
一日なりました。
したっけ。
“青春18きっぷで越後湯沢(石打)夏のゲレンデめぐり2018” への1件のフィードバック