今宵は私のホームゲレンデ
猪苗代スキー場」をマニアックに
ご紹介する記事の第二弾です。

本日は中央エリアを中心お送りします。

中央エリア

猪苗代スキー場で最も古くから存在するエリア。
そのため、コース幅は広く、ゆったりと
滑ることができます。

その一方で、ミネロエリアとは違い
レストハウスなどの建物に
古さを感じさせるものが多いです。

センターハウスばんだい

中央ゲレンデ下に建つこの建物はスキー場の
センターハウスにしては大きいよね……?

と思われた方するどいです。

この建物は以前宿泊施設「ホテルニュー磐梯」としても
使われていました。

折角の「ゲレ直」のお宿だったのに
やめてしまったのはちと残念です。

現在も客室は残っていて、
キッズルームや日帰りの休憩室(有料)として活用されています。

また、温泉大浴場はそのまま活用
されており日帰り入浴をすることができます。


料金は 700 円ですが、
シーズン券「福島6」所持者は
なんと無料で利用できます。

関連記事:「福島6」各ゲレンデの営業期間とシーズン券特典 17-18

名物バーン

さてちょっとガイドらしい記事も書いておきますが、
この中央エリアでもっとも
有名なコースといえば「ふりこ坂」です。

以下の画像で奥に見える中斜面がそれです。

ここは是非朝イチで滑って頂きたいバーン。

しっかりと圧雪されたコースを気持ち
よく大回りしてください。

ただし、初心者さんには
斜度がきついバーンですので
素直に迂回コース(はやま第 1 リフトを降りて右に滑り込むコース)
を滑りましょう。

穴場コース

ではマニアックモード。

私がおすすめする穴場バーンは、「天の庭」コース。
ここは中央エリア最上部にあります。

週末でも人が少なく、ほぼ貸切状態のコースを
滑ることが可能です。

なぜ穴場かといいますと、ここを滑るためには
ミネロエリアのトップから獣道のような連絡路を
通って来なければならないから。

この連絡路、木々の中の狭い一本道で
アップダウンもありまして、通るには
それなりの技術が要求されます。

ここへ至るためのミネロ第4リフトが
「上級者限定」となっているのは
ここにも理由があります。

このコース、かつては中央エリアにかかる
シングルリフト(旧はやま第 4 リフト)で
アクセスできたんですが、かなり前に廃止に
なっていまして、現在でもコースのスタート地点に
その残骸を見ることができます。

猪苗代一の急斜面

お次は下部にあります「大沢回転バーン」。

はやま第1リフト(クワッド)を
降りて左に降りていくと
ガツンと落ち込むバーンが見えます。

その名の通り、
ここではかつて回転競技が
行われていたそうで、さらに昔にはここに
ャンプ台が設置されていたとか。

最大斜度は 42 度。
なかなかのものです。

ただ、ここは雪の下が岩場となっていて
急斜面のため雪も付きにくいことから
閉鎖になっていることが多いです。

滑れたあなたはラッキーです。

ここは圧雪を行いませんので大雪の
翌朝はここで極上パウダーを
味わうこともできます。

さきほどの「天の庭」と同様にアクセスに
難があります。

ここを滑りきると自動的にミネロエリアに
降りてしまうため、中央エリアに
戻るためには下部のダラダラ連絡路を
通るか、先述の山頂「獣道」を
通るかして戻らないと行けません。

※ベースに下りてシャトルバスという手もあります。

このコースにもかつては
シングルリフトが架かっており
ミネロエリアからのアクセスに
便利でしたがやはり老朽化のため廃止。

こちらも残骸がそのまま残っています。

もう一つ

ということでメインエリアのコアなネタをお送りしました。

「ミネロ」と「中央」の紹介が終わったので、
この企画はこれで終了!

と思いきや、もひとつ影の薄い
(その昔は「町営」と呼ばれた)エリアがありますので

回はこちらについてお送りします。

したっけ。