本日朝の通勤時。
朝のうちはそれなりの勢いで
雨が降っていました。
傘差し自転車
なので本日もクルマで通勤したのですが、
その途中で見かけたこんな人。
傘をさして自転車に乗っています。
バックミラー越しに撮影したので
分かりにくいかもしれませんが。
これ、言わずもがなですが、
非常に危険です。
恐らく、
「自転車は徒歩の延長」
と考えてしまう方の行動でしょう。
傘さし運転はなぜ危険?
ここではあえて、
何が危険かということを
列挙していきましょう。
まず、
傘をさしている=片手で運転
いうこと。
当然ブレーキは前か後ろの
どちらかしかかけられないですし、
路面も濡れていますので
制動距離もさらに伸びます。
こんな状況で、
急ブレーキが必要となったり
した場合、なかなか
止まることができず、
しかも片手運転のため、
バランスを取ることも相当に
困難なはずで転びやすい状況。
さらにこの方、
顔の前方に傘がしっかりと
ぶっています。
透明なビニール傘とは言え、
水滴もついているでしょうし、
そこから得られる情報量は
通常時よりかなり制限されるでしょう。
ということで、残念ですが、
かなり意識の低い人だと
言わざるを得ません。
傘さし運転はルール違反?
この「傘さし運転」は
以上の通り、危険である
ばかりではなく、
少なくとも埼玉県内では
道路交通法施行細則第 10 条第 4 号に
違反します。
取締を受けた場合、
罰則として 5 万円以下の罰金
を課せられる可能性があります。
他の自治体でも禁止されているところは
恐らく多いのではないでしょうか。
自転車は車両です!
ということで、
恐らくこのブログをご覧の方には
いらっしゃらないとは思いますが、
あえてお願いしておきます。
雨の日にやむを得ず
自転車に乗る時は
傘を持たずに
レインスーツ等を着用してください。
また雨の日は、
ついつい急ぎがちに
なってしまいますが、
そんなときこそ、
ルールを守り、余裕を持った
運転を心がけるようにしてください。
とにもかくにも、
「自転車は車両である」
ということを肝に銘じてくださいね。
したっけ。