以下は 2017 年 3 月の内容です。
AVIRIVA は 2023 年 2 月、REXXAM に事業譲渡、
ブランドは消滅いたしました。


先日の猪苗代リゾートスキー場訪問時
スキースクールの事務所にご挨拶に行くと、
まっさらなスキーブーツが目に入りました。

AVIRIVA

ブランド名は AVIRIVA(アヴィリーバ)。

聞いたことのない方も
いらっしゃるかもしれませんが、
こちらは 2013 年に生まれたばかりの
国産ブランドです。

新ブランドではありますが、
作っているのは「ヘルト」という会社で、
以前はこの名前がそのまま
ブランドでしたので作っていましたので、
そちらをご存じの方が多いと思います。

試し履き

さて、今回はこの AVIRIVA の
試乗用のブーツがいくつか事務所にあり、
そのうちサイズが合う以下モデルを
試し履きさせていただきました。

HORNET 130

比較対象は私が使用している
レクザムの PowerREX-S S110 2013-14 モデル。

まず手にとって感じるのその軽さ。
カタログ値は 2,280g。
ワタシのが 2,530g ですから数字で歴然。

では履いてみましょう。
フレックスが 130 ということで、
ちょっと気合を入れてみましたが、
意外にすんなり足が入りました。

足を動かしてみても、
固さは我がレクザムと同等。
しなやかに動いてくれます。

しばらく履いてみましたが当たりを
感じる所も特にありませんでした。

インソールのかかと形状が
狭かったのですが、
これはカスタムインソールで
解決できそうですね。

評価高めでブーツを脱ごうとしたとき、
足首のホールドが強く、
結構な痛みを感じました。

これは以前履いていた
レクザムの DATA110 2009-10 モデルに近い印象。

また、インナーブーツを
見てみると、つま先部分の
構造がかなり薄く作られています。

インナーも全体的に薄く、
だいぶ遊びの少ない構造のようです。

厳冬期には寒そうだなぁ……
という印象を持ったのも事実。

このモデル、上代価格は 83,000 円+税。

今回、実際にゲレンデで試すことは
しませんでしたが、
そろそろブーツも新調しなければ
いけないので選択肢には加えてみても
いいかなというのが率直な印象です。

したっけ。