本日のニュースより。
JR 高崎線で始発列車から午後 3 時頃まで
およそ 10 時間にわたって運転見合わせとなりました。
原因は信号設備トラブル。
それも一つではなく、
信号ケーブルの切断に始まり、
その後、信号システムも段階的にトラブルが発生した、
ということのようです。
あれ、そういえば 3 月にも
大々的に止まってますよねこの路線。
その時の反省は生かされていないのでしょうか。
こういうトラブルの度に思うのですが、
JR 東日本(他の日本の鉄道会社も概ねそうですが)、
一つのシステムがダウンした場合、
それを補完できるようにはなっていません。
なのに、システムダウンした時の応急対応というのも
実にお粗末なようで、結局のところ、
今日もほぼ半日、電車を止めることになりました。
この件で、様々な人に影響が及んだことと思います。
ですが、JR から乗客に対しては「お詫び」のみ。
あとで国土交通省から若干のお咎めがあるでしょうが、
もっとペナルティを与えていいんじゃないでしょうか。
といっても、実は
現在でも運休による定期券の
払い戻し(または有効期間延長)
のルールはあるのですが、
これが適用されるのは 5 日間以上運休した場合。
しかも振替輸送を実施した場合は、
運休とみなされませんから、
このルールが実際に活用されることは
ほとんどないと行って良いと思います。
まずは、このルールを替えるところから初め、
例えば半日以上列車を止めてときは
払い戻しの対象にするとか、
もっと厳しいルールを適用した方が
良いと思います。
となると、
親方日の丸体制の抜け切らない
JR も対策に本腰を入れることでしょう。
適切な手を打っておかないと
また「上尾事件」のような暴動が
起こるかもしれませんよ、JR の皆さん。
最近、私は電車通勤をしていないので、
被害を受けたわけではないのですが、
過去にはなんどかこういう経験をしているものとして
あえて言わせていただきました。
したっけ。