本日はこんなエントリー。
「北海道」と「鉄道」をこよなく愛する
私には大変つらい話題です。
JR 北海道の 2016 年 7 月 29 日の
リリースにこんな表題のものがありました。
「持続可能な交通体系のあり方」について
詳細はリンク先(PDFファイル)をご覧いただくとして、
これを読んで見ての個人的感想などを述べてみたいと思います。
まず、
「うちとしてはもうどうしようもない」
とでも言いたげに、その言い訳の列挙に
終始しているという印象を強く感じました。
さらにまとめると、先の一文に続いて、
「不採算路線は首尾よく手放したい」
とでも言いたげな様子が随所から感じられます。
具体的には、
インフラを自治体でJR は運行のみ
とか、
バスなどへの転換
などを柱に書きつつ、
段階的には駅の廃止や列車運行効率の向上、
など、こまごまとしたことも書かれていますが、
結局のところは「助けてください。もうお手上げです」と
言っているようなもの。
でもちょっと待って下さい。
札幌駅前にあるでっかいタワー、
あれってそんなに豪勢に
する必要あったんですか?
落成当初(2003 年 3 月)は北関東以北で
最も高い建造物だったそうです。
当時もそれほど儲かっていなかった
はずだと思うんですけど、
そこまでお金を使った理由が
一体どこにあるのでしょうか。
こんなびるこの資料をみて想像したことは、
JR 北海道には未だ国鉄的考え方が
はびこっているんではないかということ。
このままの体制では、遅かれ早かれ
新幹線を除いて、札幌圏以外の鉄道は
なくなってしまうことは間違いないでしょう。
社内の自浄能力はもうないようですので、
第三者(JR 東日本)からの大きなテコ入れ
が必要だと思うのは私だけでしょうか。
したっけ。
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