今日はお仕事で横須賀(堀ノ内)へ遠出。
例によって滞在時間はごくわずかでしたが、
帰りは京急の列車旅を堪能することにしました。
乗車したのは堀ノ内駅。
ここで京急本線と久里浜線が分岐します。
浦賀へ向かうほうが本線ですが、
現在では久里浜線が本線的な扱いとなっていて、
快特は全て久里浜方面へ向かいます。
なぜこのような路線になったのかというと、
当初は浦賀から南下して久里浜方面に
線路を延伸する計画だったのですが、
太平洋戦争が勃発、延伸が急務とされた時に
トンネル掘削に時間がかかることから、堀ノ内から
久里浜への新線を建設することになったためだそうです。
この浦賀への本線は未だ乗った事がなく、
今度は時間のあるときにゆっくり味わってみたいと思っています。
さて、ここから普通に帰ることを考えると、
都営浅草線直通快特の方が便利なのですが、
そこは敢えて鉄モードを起動。
青砥行き快特を見送り、10 分待って品川行きを狙います。
と、やってきた列車は 2100形「BLUE SKY TRAIN」でした!
クロスシートでリクライニングはしませんが、
これが特別料金不要で乗れるのですから、
かなり美味しい列車です。
しかも、最高速度は 120km/h。
関東圏では早い部類に入ります。
このスピードで走るのは、JR との競合となる
横浜~品川間に限られますが、
狭い軒先を高速で駆け抜ける醍醐味は京急ならでは。
最近、蒲田付近の立体交差が完成し、
それが楽しめる区間が少し短くなってしまったのは
残念ではありますが。
横浜までも最高速度は少し控えめ(110km/h)ですが、
少しでも直線区間があれば、すかさずトップスピードへ
持っていくという、イケイケの運転方法も体感できました。
こんな所が鉄道ファンに愛される理由なのでしょうね。
かくして、堀ノ内から品川までは 50 分弱ですが、
とても楽しい鉄道旅となりました。
したっけ。