
今回は、2026年5月8日〜10日に奈良県で開催された
「全日本ラリー選手権 第3戦 YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良」と、
今大会最大の注目を集めた SUBARU の新型ラリーカー「SUBARU Boxer Rally spec. Z」の
デビュー戦の結果についてお届けします!
奈良県で熱戦!第3戦「YUHO Rally 飛鳥」とは?
全日本ラリー選手権(JRC)は、JAF が公認する国内ラリーの
最高峰カテゴリー。北海道から九州まで、
日本全国のさまざまな道を舞台に年間約 8 戦が開催されます。
その第 3 戦となる「飛鳥ラリー」は、
奈良県天理市や名阪スポーツランド周辺を舞台に
開催されるターマック(舗装路)ラリーです。
今年(2026 年)の大会は、5 月 8 日に天理市役所でのセレモニアルスタートで幕開け。
奈良県出身である高市早苗総理大臣からのメッセージが寄せられたほか、
天理駅前でのジムカーナ車両展示や体験イベントなど、
ラリーファンだけでなく地元全体が熱気に包まれた
一大モータースポーツイベントとなりました。
注目度ナンバーワン!「魔改造BRZ」がついに実戦デビュー
今大会、現地のファンや関係者の視線を最も釘付けにしていたのが、
SUBARU が満を持して投入した新型マシン
「SUBARU Boxer Rally spec. Z」(通称:BRZ)です。
これまで JN-1 クラスで活躍してきた WRX S4に代わり、
今季からベース車両に選ばれたのは「SUBARU BRZ」。
日本の狭くてテクニカルなラリーコースに合わせて、
小型・軽量なボディの BRZ を「AWD )化」した、“魔改造”マシンです!
- エンジン: FA24型 2.4L水平対向ターボエンジン(最高出力280PS以上 / 最大トルク500Nm以上)
- 駆動方式: AWD
- クルー: 新井敏弘 選手 / 安藤裕一 選手(SUBARU TEAM ARAI)
エンジンを低く後方に配置することで(フロントミッドシップ)、
ヨー慣性モーメントを低減、
軽快な身のこなしが期待されるこのマシンが、
いよいよ日本の公道コースに解き放たれました。
初陣の成績と今後の展望
実質的なシェイクダウンに近い状態でのデビュー戦となった今大会。
新井敏弘選手も「まずは完走を目指す」と語っていた通り、
未知のトラブルの洗い出しや実戦でのデータ収集が最優先のミッションでした。
勝田範彦選手(トヨタ GRヤリス・ラリー2)が見事今季初優勝を
飾るなど、強豪の「ラリー2」車両が熾烈なトップ争いを
繰り広げる激戦の中、BRZはマイナートラブルに
見舞われながらも粘り強い走りを披露。
見事、トップ6圏内(クラス5位)での完走を果たしました!
「究極」を意味するZの名を冠した新マシン。デビュー戦でしっかりと完走し、強豪マシンを追撃するための貴重なデータを持ち帰ったことは、スバル陣営にとって非常にポジティブな一歩と言えます。
本領発揮はこれから
無事に初陣を飾ったスバルの「BRZ」ですが、
このマシンが本格的に牙を剥くのはまだこれから。
実戦を通じて熟成されていく AWD BRZが、
今後の全日本ラリー選手権でどのような旋風を巻き起こすのか、
引き続き目が離せませんね!
したっけ。





