本日もSUBARUネタ。

SUBARUの前身である
富士重工ではかつて鉄道事業もありまして、

こんな車両も作っていました。

夢空間

まず「夢空間」とは。

JR 東日本が次世代寝台車両の方向性を探るため、
1989 (平成元)年に製作した客車。

デラックススリーパー(寝台車)、
ラウンジカー(ロビーカー)、
ダイニングカー(食堂車)の 3 両が作られました。

そのうちのラウンジカーとダイニングカーが
我が近所のショッピングモール
ららぽーと新三郷」にて静態保存されています。

この車両で得られた知見が
その後の「カシオペア」に
生かされているようです。

ラウンジカー

「ラウンジカー」は共用スペース
として使用されていたロビーカー。

内装は松屋(百貨店)が担当し、
バーカウンター、ソファ、
自動演奏装置付きピアノが設置されています。

車内の動画を撮って来ましたので
雰囲気だけでも味わっていただければ。

ダイニングカー

こちらはSUBARU車ではありませんが
一応ご紹介。

東急車輛(→ 総合車両製作所に事業譲渡)製で
内装の担当は東急百貨店。

車端に連結されていた展望型の食堂車。
現在は車内には入れませんが、
かつてはイベントで中に入れた事も。

デラックススリーパー

この車両は江東区木場にある
フレンチレストラン「アタゴール」さんにて
ラウンジとして利用されているとのこと。

機会あれば行ってみたいですね。

鉄道から撤退

富士重工はかつて気動車、客車、
電車、貨車など幅広く鉄道車両を
製造していました。

その車両が走ったのは日本のみならず、
当時のソビエト連邦やタイ、ブラジル、
インドネシアなど世界でも活躍しておりました。

が時代とともに、製造数を減らし 2002 年に
新潟トランシスに鉄道事業を譲渡しました。

まだ見られます

ただ、鉄道車両は自動車等に比べて
使われる年数は多いので、
まだまだ現役で活躍する富士重工製車両は
多いです。

スバリストの皆さん、
列車に乗る際には車端部の銘板に
富士重工の文字を探してみてください。

「夢空間」用特別仕様の銘板

したっけ。