2021 年 9 月、
新型カローラクロスをチェック。 そつない作りという印象です。
この記事で実車をチェックしてから早 3 ヶ月。
街乗り程度ですがカローラクロスを
試乗しましたのでご報告。
グレードは
今回のクルマはガソリンモデル。
ガソリンモデルは FF のみの設定。
グレードはしかと確認していませんが、
装備内容から見るに
主要 3 グレード内の一番下「G」のようです。
この下に価格訴求グレードの「G”X”」てのもあります。
内装もさらりと
改めて内装画像も。
内装色は黒一色のみの設定なのは残念です。
明るい系統の色もあって良いと思うのですが、
この辺はマイナーチェンジなどで追加される
可能性も大きいと思われます。
ラゲージも
左右のくぼみ、先端が垂れ下がる
トノカバー(ディーラーオプション)が
気になりますがまずますの広さ。
※ちなみに、最近の SUBARU 車の
トノカバー垂れ下がらずに横方向に
固定されます。
もう一つ細かいですが、
気になったのが、
後席シートバックと
トノカバーフレームの間の隙間。
これは後席リクライニング分の余裕を
とってあるためですが、
もうちょっとなんとか
ならなかったのでしょうか。
※リヤゲートは手動タイプ。
ハンズフリーパワーリヤゲートは
「G」にはオプションでも選択できません。
試乗
では試乗開始。
外観は大いに「クロス」な雰囲気ですが、
乗ってしまうと視線が高い以外、
ほとんど「カローラ」です。
その印象は走り出しても同じで、
1.8L エンジン+ CVT は従来モデルから
継続のパワーユニットということもあり
残念ながら目新しさは感じません。
とはいえ、TNGA 採用以後
動的質感は見違えるほど良くなりましたし、
今どきの運転支援機能も
しっかりついていますから
これもそれなりにいいクルマです。
旧来のT 社ユーザーが
予備知識無しで試乗すれば
「おお、いいじゃん!」
となるのは間違いないです。
乗り心地は
一言で言うと軽快。
結構キビキビと走る印象です。
ただ、活発に走らせようとすると
1.8L エンジンはそれなりに
回転数を上げ、心地良いとは
言えない音が車内に入ってきます。
静かにしっとりと言うような
より上級な乗り味を
ご所望ならおそらくハイブリッドモデルが
それを叶えてくれると思われます。
可もなく不可もなく
ということで、このクルマを
総括すると、
「まさにカローラ」
と言えるかと。
万人にオススメできますが、
こだわりのある方には
ちょっと選ばれにくいなぁと
思います。
とはいえ、そこは「販売のT 社」。
このクルマもバンバン
売ってしまうんですが。
したっけ。