日産ギャラリーに訪れたもう一つの目的。
それは、TEST DRIVE(試乗)にて
先進機能を体験すること。
以下詳細をレポートします。
※運転に集中したため画像は少なめ。。
TEST DRIVE
まずは試乗プログラムの概要を。
現在(2020/12/01 時点)で
試乗できるのは、
NISSAN GT-R、日産リーフe+、スカイラインなど。
試乗コースは車種によって
異なりますが、ギャラリー周辺の
一般道を走るコースや
首都高で先進機能を体験できる
コースがあります。
全て料金は無料!
猫の額ほどの狭い場内コースで
300 円とかとってる某メーカーさんに
見習って欲しい所です。
プロパイロット2.0体験!
今回選んだのは「高速道コース4」。
スカイライン HYBRID で
プロパイロット2.0 を体験するプログラム。
GT-R 試乗にも惹かれるものが
乗れるのは一般道で、
試乗可能なのは 1 日 1 車種なので、
まずは日産の「先進」を味わうことに。
スカイライン HYBRID
乗ったのはこのモデル。
グレードは HYBRID GT Type SP と思われます。
画像は展示車ですが恐らく同じ仕様です。
乗り味など
本題の前にさらっと印象を。
19 インチタイヤ仕様のためか、
乗り心地は硬め。
ぶっちゃけますと、
一昔前の乗り味に感じます。
今どきの「GT」ならもう少し
しなやかな足が欲しいかも。
この辺り先日乗った「レヴォーグ」は
実に上手い事やってます。
パワートレインは 3.5L V6 エンジン+モーターの
HYBRID ですが、今回
モードセレクトをいじっていませんので
そのパワーを感じさせることは
ありませんでした。
プロパイロット!
まず出発前に諸々の説明を。
その後、ギャラリーを出発、
最寄りのみなとみらい入口から
首都高速横羽線(K1)、
石川町ジャンクションからは
狩場線(K3)を本牧ジャンクションまで
マニュアル運転で進みます。
この区間もプロパイロットは使用可能ですが、
試乗では自分で運転することになっています。
ここまで、制限速度は 50km/h。
事前の案内では速度厳守と案内されますが、
ここは周囲のクルマがかなり速く、
危険なため「制限+α」の速度で走ります。
そして本牧からは湾岸線(B)へ。
制限速度 80km/h、片側 3 車線の快適道路で
いよいよ「プロパイロット2.0」をON。
快適!!!
ステアリングのトグルスイッチを
下に倒すと制限速度 80km/h が
自動的に設定され、ほどなく
ハンズフリーが可能な状態に。
これまでの ACC にあるような
ちょんちょんとやる速度調整が不要。
これは便利!
道路上の速度標識 or 内蔵の
道路情報を反映させて
速度を設定しているそうです。
ハンズオフ!
早速手を話しますが、
運転は非常に的確でありまして、
交通量も少なかったこともあり、
恐怖を覚える場面もなし。
視線は前方に据える必要がありますが
(目をそらすと警告→プロパイロット解除)、
すべての操作から解放されるのは
本当に快適です。
車線変更支援
車線変更支援を試します。
ハンドルを握り、ウインカーレバーを
深く右に倒すと、至ってスムーズに
車線変更を行います。
この機能は恐らく新型レヴォーグと
同様の制御。
隣の車線に他車がいる場合は、
もちろん動作はキャンセルされます。
追い越し支援
ここからがプロパイロット2.0の
本領発揮。
前方に遅いクルマが接近し、
右側車線に十分なスペースがある場合、
追い越し機能が使えます。
ハンドルを握り、支援ボタン(上画像の赤丸)を
ポチッと押すだけでウインカー点灯から
車線変更まで自動的に完了します。
追い越しが完了後、
元の車線にスペースがあると
支援ボタンひとつでその
車線に戻ります。
ルート走行支援機能
さらに感心したのがこの機能。
今回は湾岸線幸浦出口で高速を降りて
Uターンというルートを事前に
ナビに設定してあります。
そうすると、幸浦出口に近づくと
支援ボタン操作によって
左車線に導くように車線変更支援を
行ってくれます。
また、出口もそのボタン操作により
ハンドルを握っているだけで
出口のランプウェイへの
進路変更→減速を自動的に
行います。すごい!
※車線変更系の支援機能を実行する時は
ハンドルを握っている必要があります。
感動の 60 分
幸浦からは往路を逆にたどって
ギャラリーに戻る約 60 分のコース。
限られた時間ではありましたが、
プロパイロット 2.0 の凄さを
しかと体感することができました。
手に入れるには
さて、現実に戻ります。
この素晴らしいプロパイロット2.0、
搭載車(現状 スカイラインのみ)は
おいくらで手に入るかと言いますと、
一番廉価なグレード(HYBRID GT)で
5,575,900 円
となっており、
大衆的とは言えないお値段でございます。
あのクルマもすごい
そう考えると、
機能は限定されますが 200 万円安い価格で
実装してきた新型レヴォーグは
別の意味ですごいということになるわけで。
ぜひその機能を試せるイベントを
恵比寿のショールームなどで実施して欲しいところです。
したっけ。
“プロパイロット2.0でハンズフリードライブ体験!” への1件のフィードバック