ちょっと放置しちゃいましたが、
久しぶりの更新の今日は
ちょっとお硬い話題。
本日、期日前投票に行ってみて思ったことを。
参議院埼玉県選出議員補欠選挙
今回の選挙の正式名。
以下「補選」という言葉を使います。
この選挙は、さる埼玉県知事選に
出馬するために参議院辞職した
方の穴埋めのために行われます。
閑散とした投票所
投票所に行ったのは 14 時過ぎ。
平日の午後ということもあり
投票所は閑散としていました。
私がいた時間帯は
他に投票に来ている方はいませんでした。
立会人の数
この投票所には、
期日前投票の誓約書の確認をする方 2 名。
受付の方、3 名。
その他、立ち会い 4 名の方が
いらっしゃいました。
この方たちには、
もちろん報酬が発生しています。
これらの係の方達を合計すると 9 名。
この投票所は 10 月 19 日から
投票日前日の 10 月 26 日まで開設されています。
では、この投票所での人件費を
ざっくり計算してみましょう。
三郷市WEB サイトによりますと、
期日前投票の投票立会人の報酬は
日額 8,000 円となっています。
立会人より高額な管理者という方も
いますが、ここでは分かりやすく
全ての人がこの報酬を受け取るとして
計算しますと、その式は
9 名 × 8,000 円 × 8 日
となりまして、その額は、
576,000 円となります。
居住地の三郷市ではこれと別に 3 つの
期日前投票所が開設されていまして、
さらに投票日には多くの投票所が
開設されますのでこの報酬は
さらに膨れ上がります。
さらには開票に関しての人件費など
諸々の経費がかかるでしょう。
かくの人件費を含めまして、
この補選には全体で約 22 億のお金が
かかると言われています。
この原資はもちろん税金です。
ネット投票
ここで話題に上っては消え……
のネット投票について考えてみると。
例えば、パソコン、スマホ等で
投票できるようにすれば
投票所を廃することができますので
これらの費用が大幅に削減できることは
間違いありません。
ネット投票ができないという方についても
投票所に投票用のPC等を設置して
係員を数人置いておけば、
その費用は今の仕組みよりかなり
安上がりになるはずです。
投票システム構築に莫大な費用がかかっても
そのシステムは今後使い続けることを
考えれば元はすぐに取れるでしょう。
また、システム化の障壁には
「セキュリティ」という大きな要素が
立ちはだかりますが、ここで
マイナンバーなどを使えば
十分実現は可能なはず。
現状ほとんど使い物になっていない
マイナンバー活用事案としても
とても有効だと思われます。
既得権益を……
過去に何度も議論されてきた
ネット投票ですが、いまだに
実現できていない大きな理由は
ワタシはおそらく「既得権益」にあるのでは?
と踏んでおります。
具体例をあげますと、
過去の投票システムに固執する方たちも
既得権益側なのかなぁと思ったり。
ぶっ壊す!
今回の補選でとある候補者(以下 A 氏)は
「既得権益をぶっ壊す!」との
公約?をぶち上げています。
一騎打ちとなる他方の候補者(以下 B 氏)は
旧埼玉県知事で多数の等の推薦、
応援を受けての出馬だそうで。
ワタシの感覚では「既得権益」側の
人かなぁと。
A 氏がおっしゃるには、
「この選挙は既得権益と反既得権益の戦い」
であると。
現在の大方の予想では
組織票を稼げる B 氏優勢という見方が
強いようですが、もしかすると
もしかするかもしれません。
ということで、
この選挙にはいつも以上に注目している
ワタクシなのであります。
果たして今週末、
どんな結果が生まれるでしょうか。
埼玉県の有権者の皆様、
必ず投票しましょう。
したっけ。