本日、夕刻から都内は秋葉原まで出張りまして、
Pioneer(パイオニア) の新型ナビゲーション
発表会へ行ってまいりました。
コネクティッド
今回の目玉は、サイバーナビ殆どの機種で
ネットワークスティック(通信モジュール)を
付属するモデルを選択できること。
ネットワークスティックは、
docomo in Car Connect を利用して
LTE 回線で通信を行い、車内で
Wi-Fi スポット環境を構築することも可能。
これによって得られる恩恵を以下で
説明してみます。
地図更新
ネット回線を利用して地図更新できます。
なお、地図更新は購入から 3 年間は無料ですが、
現在はキャンペーンでさらに 1 年無料更新期間が
付与されるとのこと。
車内 Wi-Fi スポット
端的に言うと、
ネットワークスティックでテザリングが
できるということ。
スマホ側回線のパケット料を
気にすることなく通信し放題になります。
通信料金
購入から 1 年間は無料で使えます。
以後は 1 日(500 円)、1ヶ月(1,500 円)、
1 年(12,000 円)というプランから
選択して利用することになります。
1 年プランを選ぶと 1 ヶ月 1,000 円で
データ量の制限なく使い放題となります。
Youtube 再生
サイバーナビに搭載されたブラウザ機能によって
動画サイト「Youtube」動画が
ナビ上で再生できます。
サイト上にある無数の動画が
車内で楽しめるというのはとても魅力的ですね。
自宅のレコーダ動画を再生
もう一つ、個人的にこれはいい!
と思った機能がこれ。
自宅のブルーレイ、HDD レコーダなどで
録画した映像をナビで再生できます。
ただし、この機能を実現するためには
スマホにアプリ「DiXiM Play for carrozzeria(有料)」を
ダウンロードして、自宅のレコーダーと
サイバーナビをペアリングするという
ちょっとしたハードルを超える必要があります。
ハイエンドオーディオカーナビ
今回の発表会のでは
サイバーナビ X シリーズのデモも
行っていました。
デモ機搭載車は、
システム概略は、
ツイーター、ミッドレンジ、ウーファーを
それぞれアンプで駆動するという
贅沢システムです。
その価格は 100 万円くらいとのこと。。
怒涛の音質
試聴はアカペラ、 和太鼓、クラシックの
3 曲の数フレーズ。
全ての音源が目の前で
実際に演奏されているような
臨場感。
特にアカペラ曲は目の前で
囁かれているようで鳥肌が立つほど。
素晴らしい体験をさせていただきました。
有り余る資金があれば、
私もこんなシステムを構築してみたいと
思います。
ナビ機能自体は……
という感じで、新世代ナビの
魅力をビンビンに感じてきた次第ですが、
その一方で気になった点も。
ナビソフト時代は旧来の焼き直しのようで
目新しさは特になく、動作は
ちょっとストレスを感じる遅さ。
また、今回のモデルから表面が
フルフラットとなり、物理ボダンは
静電式?のものに置き換わりましたが
このレスポンスもイマイチ。
時々「空振り」することがありました。
この辺は 11 月の発売までに改善されている
ことを期待します。
今度を問う意欲作
とは言え、今回の商品群は
ナビに特化して生きていこうと言う、
ナビゲーションシステムの雄 Pioneer が放った
意欲作ということができます。
私がもし、外付けナビを選ぶ際には
導入候補に入ることは間違いありません。
したっけ。