昨日の興奮冷めやらぬ?まま開けた本日は

南会津(田島)の地を軽く散策し、

その歴史に触れてみることに。


なお、昨日の模様は以下で。

会津田島祇園会館

お宿をゆっくりチェックアウトし、

最初に向かうはすぐ近くにあるこちら。


この会館では、毎年 7 月下旬に

行われる日本三代祇園祭の

一つ「会津田島祇園祭」に

関する展示があります。


このお祭りに興味はあったのですが、

当日には都合がつかず

なかなか見に来れないので

この展示をみて少しでも雰囲気を

味わえればと訪れた次第です。


展示スペースに入るには

入館料(500 円)がかかりますが、

受付嬢?から

「今日は 300 円でいいですよ」

との嬉しいお申し出が。

以下、展示スペースから何枚か

画像を上げてみます(館内は撮影自由です)。

七行器(ななほかい)行列

花嫁姿、袴姿の氏子らが七つの「行器」に

入れたお供え物を、神前に捧げる神聖な行列で、

その一部を人形で再現しています。

実際のお祭りではこれに 40 人もの

花嫁姿の女性が連なるとのこと。


その光景は圧巻であることでしょう。

大屋台(復元)

実際のお祭りで使用される

4 つの屋台の特徴を集約して

復元作成されたもの。

これが常時展示されています。


お祭りではこのサイズの屋台が

町をかけ、所々で子供たちが

その舞台上で歌舞伎を演じるそうです。


なお、館内にはこの子ども歌舞伎での

演目の台本なども多数展示されていました。

バイキングも

この「祇園会館」内には

無料で入れるエリアにお食事どころも。


ここでは当地の郷土料理を味わえる

バイキングも実施しているもよう。

今回は、時間が早かったこともあり、

味わうことはできませんでしたが、

タイミングが合えばぜひ食べてみたいです。

喜四郎を偲んで

お次のスポットへ。

昨日鑑賞した「南山御蔵入義民伝」で

騒動の旗振り役となり、無念のうちに

手打ちとなった喜四郎の墓碑が

あるという場所へ。


その場所は当時陣屋があったとされる

旧南会津郡役所の建物のすぐ裏手。


きれいに整備された山肌に、

まず見つけたのは義民 6 人を供養するための

6 体のお地蔵さん(撮影失念……)。


そしてその隣には、

南山義民之碑が建てられていました。

そしてそこから一段上がったところには、

この地に戻り斬首獄門となった

喜四郎の墓碑がありました。

喜四郎ら 6 人による騒動は、

結果彼らは斬首獄門のさばきを受けましたが、

後の年貢政策の改善等に大きく寄与したそうです。


皆さんの思いは幕府を動かしましたよ。

と改めて報告しつつ、手を合わせました。

「深い」南会津

この 2 日間で、わたしにとっては

レジャースポット(特に冬)という認識だけだった

「南会津」に奥行きが加わりました。


次回以降、この地を訪れる際は

単に楽しむだけではなく、

歴史に触れる場所にも足をはこんで

その学びを今後の人生に

活かしていければならないと

強く感じた次第です。


したっけ。