ロードバイクを趣味としつつ、
最近その熱が低下傾向にある私。
ここしばらくご無沙汰していた
「サイクルモード」に
行ってみることにしました。
きっかけは
相方様はゲットしてくれた招待券。
このイベントは基本的に
入場料が必要でして、
チケットを前売りで買うと
1,200 円で当日券なら 1,600 円。
さらに Web からですと
当日券 1,400 円になるほか、
2日券(1,900 円)、女性券(1,000 円)
という券種も購入できます。
上記は全て大人料金で中学生以下は無料。
開催規模は縮小気味であるのに
入場料が高くなっています。
これに納得いかなかったのが
足が遠のいていた理由です。
会場は
土日は仕事のため、
平日の訪問となりました。
朝イチで乗り込もうと思いましたが、
武蔵野線の遅延のため、
10 時を少し回った頃の入場と
なりました。
会場はこんな感じ。
まずは目標としていたあのブースに急ぎます。
ピナレロ(PINARELLO)
何はなくともこのブース。
我が愛車のブランドです。
フラッグシップ!
今回はまずここで
コレを試乗します。
フラッグシップ DGMA F10 DISK(サイズ530)です。
試乗車展開はリムブレーキが主体のようで
ディスクブレーキは少数派。
コンポもあちらはデュラエースですが、
こちらはアルテグラです。
ということで、
フラッグシップの乗り味と
ディスクブレーキの感触を
味わうことにします。
乗り心地
まずは軽いです。
わたしのバイクは
8 年落ちのアルミモデルで
エントリーグレード。
最新鋭のカーボンバイクに乗れば
そう感じるのは当たり前なんですが。
カーボンモデルは「乾いた乗り心地」
と言われる事が多いですが、
このモデルもその傾向があります。
が、それでも振動などは
しっかりと吸収してくれる
しなやかさを感じて、
乗り心地は良好です。
会場内の試乗コース
一周ではしっかりと
試すことは難しいので
ぜひ一度ロングライドしてみたいなぁ
と思った次第です。
ディスクブレーキ
ブレーキの感触を一言で表すと安楽。
キャリパーブレーキに
比べると引きが軽く、
様々なコンディションで
安定した制動力を発揮するという
点はやはり魅了です。
ダウンヒルの長い下り坂を走るときには
大変重宝することになるでしょう。
正直激変
ブース展示
試乗のあとはPINARELLOブースを一回り。
様々なカラーのDOGMAがありましたが、
もし私が買うならば、
こんな色がいいかなと。
こちらの価格はフレームセットで 70 万円と
なっております。。。
コーダーブルーム(khodaa-bloom)
試乗 2 台目は日本ブランド。
製造する株式会社ホダカは
ご近所越谷を拠点としています。
試乗モデルは
FARNA PRO AERO DISC。
こちらもディスクブレーキ搭載のトップモデルです。
ピナレロDOGMAと比べてその
違いは明確に感じることはできませんが、
こちらは完成車(デュラエース)で
65 万円ということを考えると
かなりコスパの高い1台と言えるでしょう。
残念な点と言えばカラーが、
この一色のみということくらいでしょうか。
ボーマ(BOMA)
試乗 3 台目はさらにご近所です。
このブランドを手がける
株式会社 ASK TRADING さんは
我が居住地三郷市に本拠を置きます。
生産は台湾の自社工場となりますが、
企画・設計などは日本で
行っていますので国産モデルと
行っていいでしょう。
私がとても鈍いためか、
こちらも2車との違いは感じられません。。
その価格はフレームセットが 28万円。
目安として表示されていた
完成車価格が約 79 万円。
欧州ブランドに比べれば
かなり良心的ですね。
自社・提携工場では
欧州ブランドのバイクの
OEM 生産行っているとのことなので
品質という点でも問題はないでしょう。
e-BIKE の可能性
今回のサイクルモードは
e-BIKE EXPO として
かなり広い面積が
e-BIKE 関連の展示に当てられています。
そんなこんなで、
4 台目の試乗は e-BIKE の以下ブランドを。
BESV(ベスビー)
ヨーロッパ発の e-BIKE ブランド
(会社所在地などは不明)。
欧州では一般的となった
e-BIKE の様々なモデルを
ラインナップしています。
試乗
試乗モデルはロードバイク「JR1」
というモデルもあったのですが、
待ち時間の少ないクロスバイク「JF1」を
選択し、e-BIKE の感触を
味わうことにします
(画像撮影は失念……)。
最初の感想。
これまでの「電動アシスト付き自転車」とは
かなり印象が違います。
いわゆる「ママチャリ」ベースの
ものと違ってやはり
スポーティです。
出力設定を「スマート」モードに
しておくとその場に応じて
モーターアシスト量を
適切に制御してくれるという賢さ。
実際に乗ってみると漕ぎ出し時の
モーターサポートがいたって
自然に介入してくれることに
感動すら覚えます。
試乗コースにはちょっとした
坂道もありますが、
このレベルでは平地走行と
変わらぬ負荷で登って行きます。
スポーツバイクに e-BIKE
スポーツバイクにモーターアシストは邪道?
なんて見方もあるようですが、
ワタクシ的には大いにアリです。
特に高齢者の方がお気軽に
ヒルクライムを楽しめるという点で、
こういうモデルの存在価値は
高いと言えるでしょう。
e-BIKE のこれから
今日はステージイベントで
e-BIKE とクルマの親和性的な
トークショーがあったのですが、
例えば PHEV 車で輪行すれば
バッテリー残量の心配は
だいぶ軽減されることになり、
行動範囲が広がって
より楽しいライドが可能となる。
という展望も語られていました。
日本では法整備や
自転車ユーザーのリテラシーなど
課題はまだまだ多いですが、
自転車分野の稼ぎ頭としても
今後期待されている e-BIKE が
どのように発展していくのか
興味深く見守って行きたいと思います。
実り多いイベントでした
最新のロードバイクに触れつつ、
次世代の「e-BIKE」も体験でき、
実に有意義なイベントでした。
しばらく毛嫌いしてましたが、
来年も是非参戦したいと思っております。
したっけ。