先日(2016 年 11 月 9 日)、スバルから
新しいクルマが発表されました。
JUSTY
その名は「ジャスティ」。
この名前、以前にも販売されていた
クルマでして、昔を知るひとは「お!」
と思ったことでしょう。
この初代「ジャスティ」が生まれたのは 1984 年。
当時スバルのラインナップにあった
軽自動車「レックス」をベースに、
ボディを拡大、 1L エンジンを搭載した
というモデルです。
その後、1.2L に排気量拡大などをしながら
約 10 年弱に渡って販売されていましたが、
1994 年に販売終了。
それから長い空白が続き、
今回満を持しての復活と相成ったわけであります!
新世代は
今回のモデルは、
純スバル製だった初代とは違います。
エンジンこそ初代当初の 1L という
共通点はあるものの、
ボディは今風のトールボディで、
その名もダイハツ「トール」の OEM 車に
なりさがりました。
しかも、ほぼ同型のクルマがT 社からも
販売されている(「ルーミー」「タンク」)という、
あえてスバルから出さなくてもいいんじゃない?
と思えてしまうモデルです。
あのクルマの対抗策
スタイルもどこかで見たような形。
明らかにスズキ「ソリオ」を意識してますよね。
売れ筋な他社のクルマにぶつけてくるという
T 社得意の「後出しジャンケン」方式で
で誕生したクルマです。
また本来スバルが売りにすべき
安全面についても、当然ながら
アイサイトは非装着、代わりに装着される
安全システムは簡易版といって良いスマートアシストです。
と、書けば書くほど、
その存在意義に疑問符がついてくるのですが、
そこは「大人の事情」ってのがあるのでしょうね。
おすすめは……
ということで、
スバル車ではありますが、
ワタシはこのクルマの購入を
おすすめすることは致しません。
もし、このブログを御覧の方で、
このクルマが欲しい!という方が
いらっしゃったなら、悪いことは申しません。
もう少し予算を追加して「インプレッサ」を
買うほうがとても幸せになれますし、
安全機能でも雲泥の差ですから、
その価格差を吸収する
満足感を得られることは
間違ありません。
したっけ。