本日はカーナビについて
ちょっと思うことを書いてみます。
その業界の方の気分を
害する恐れがありますのでご注意ください。
更新の有効期限
先ほど、我がスマホの
カーナビ連動アプリを起動すると、
トップ画面に「アプリ更新のお知らせ」と
表示されていたので、興味深く
その内容を見てみると、
最後の注意書きに、
「最新 2 世代モデルに限られる」という
趣旨の記載がありました。
私が使っているのはクラリオンの NX613 というモデル。
3 世代前のモデルですので、
今回の更新の対象外です。
わりと上級モデルで購入には
それなりの金額を支払ったんですけど、
それとて買ってから 3 年経過
してしまうとこんな待遇になります。
これは他メーカーのモデルでも
同様かと思います。
地図更新も
また、地図更新についても、
購入から 1 年間は無料でしたが、
以後 2 年間は 12,000 円という
お金を払っています
(3 年間無料というモデルもあります。
その分高いですけど)。
一方で更新無料の Google マップ
で、ふと思いました。
スマホナビならこれらの
更新にお金かからないよなぁ、と。
いつまでこんなビジネスを続けるんだろう……?
というのも、最近のスマホナビ、
なかなか適切なルート案内が
できるようになってます。
走行位置の補足が GPS のみということで
トンネル内などちょっと
使えないところもあるにはあるのですが、
その仕様を理解して使えば充分納得できる性能です。
従来型ナビの存在価値
こうなってくると、
従来型カーナビの存在価値は?
ということになってきますよね。
今後は、AV ステーション的な立場に
移行してくるものと思います。
実際、メーカーのラインナップの中でも、
google のクルマ連携機能をもつ、
「Android Auto」に
対応するモデルが出てきています。
「Android Auto」は、スマホがもつ、
ナビやオーディオをカーナビ
(ともはや呼べないかも)を
通じて楽しむためのプラットフォームですから、
要は映像と音声を出力すれば良い。
ということになります。
最近はそんな感じのモデルも
ちょろちょろ出始めてはいますが、
まだなんとか付加価値を
付けて儲けようという悪あがきが
垣間見えるようで、潔さを感じませんね。
メーカーさんには時代の流れに逆らわず、
「ユーザーが本当に欲しいもの」を作って欲しいなぁと
つくづく思います。
したっけ。
“斜陽産業化?カーナビゲーションのビジネスモデルを考察” への1件のフィードバック