去年 9 月の黒姫るんるん合宿参加以来、
何度かお世話になっている藤下師匠が
サイクルモードでフィッティング講座を
開講するとの情報を得たので
幕張へ馳せ参じました。
さて、講習会は 30 分という限られた
時間で、主にサドルフィッティング
についてでしたが、
かなり濃ゆい内容でございました。
以下にその内容をまとめますので
ご参考まで。
サドル
1.下死点で足の甲が水平になるように高さ調整。ここで仮決め。
※死点:自転車のペダル等クランク機構で回転力が発生しない点の事。
2.1.の高さから 1 cm ほど下げ、ケイデンス 80 程度で回し続けられる負荷で
しばらくペダリング、腰の落ち着く位置(前後方向の)を探る。
腰の動きの妨げにならないようサドルの前後位置を決める。
3.サドルを 1.の高さへ戻す。
ただし、サドルを後ろへ下げた場合などは、
「足の甲が水平」を基準に少し控えめに。
サラッと書くとこんな感じです。
中身は理解できましたが、これは1人でやるためには
動画を撮ったりする必要が出てきますので、
2 人組でやるほうが良さそうです。
また講習中にテスターさん?の
クリート調整が入り、
その時の説明も少しありましたので、
それも書いておきます。
クリート
前後位置は一番「深い」所が基本。
クランク軸ができるだけ後ろになるように。
浅いところだと、「つま先立ち」で走る事になり、
疲労が溜まってきた時にかかとが落ち、
力の伝達が弱まることになる。
前後位置を決めたら、
修正ペン等でマーキングし、
自分のペダリングの癖に合せて、
クリートの向きを調整する。
例:ガニ股気味の場合には、
かかとが内側に来るようにするなど。
最後に。
講習の随所に散りばめられた師匠の言葉から、
重要だと思ったことを列挙しておきます。
最適なポジションは一定ではなく、
筋力、体力、走る場所等によって常に変化する。
クリート位置調整をきちんと
できている人は意外に少ない。
ヒジョーにためになる講習でした。
と言うか、また合宿に行きたくなりました。。
[amazonjs asin=”4861443830″ locale=”JP” title=”最新版 ロードバイクの修理と整備 (ヤエスメディアムック480)”]
したっけ。