年末年始を北の大地で過ごした今回の旅。
お名残惜しくも北海道を去る時が来ました。
帰りは商船三井フェリーにお世話になります。
1 月 3 日
苫小牧港についたのは 16:30。
岸壁には来るときに乗ってきた「いしかり」と、
八戸に向かう「シルバープリンセス」
も停泊していました。
帰路で利用するのは商船三井フェリーの
「さんふらわあさっぽろ」。
苫小牧から大洗への所要時間は約 19 時間。
出航は 18:45 ですが、17 時過ぎには
乗船開始となりました。
内外とも「いしかり」に比べると
いくらか古さを感じますね。
船内はフリースペースが少ない印象でした。
本日の寝床
今回はカジュアルルームを手配しました。
昔の等級(他社のフェリー)だと 2 等寝台に
あたるグレードですね。
ベッドの脇に荷棚もあり一人当たりのスペースは
「いしかり」B 寝台より広くとられています。
ただ、この部屋はスマホの電波が入りにくく、
私のスマホでは少し沖に出た時点で通信
できなくなりました。
照明灯具の脇にコンセントがありましたが、
スペースが狭く少々使いづらかったです。
ベッドは普通のカーテンでプライバシーを
確保するタイプで、寝具は枕、毛布と
毛布用のシーツが用意されていました。
大浴場
ベッドに荷物を置き、まずは出航前に
お風呂で「解凍」作業。
行く途中にエコノミールームを
ちらっと覗きましたが、
ここが満席だとやはり息苦しい印象。
フリースペースに陣取る人が
沢山いるのも納得です。
お風呂は「いしかり」と同じ
くらいの広さですが、
こちらにはサウナと
水風呂もありました。
夕食
さっぱりしたところで夕食。
この便ではレストランで夕食と
翌日の朝食、昼食が提供され、
その内 2 食がセットになった
割引チケットもあります。
今日の夕食と明日の朝食または
昼食で使えるセット券(2,400 円)を購入。
夕食はおきまりのバイキング。
最後の晩餐?としてやはり
ちょっと食べ過ぎました。。
食事を楽しんでいる間に
いつの間にか出航していたようです。
あっけなく北の大地にお別れです。
窓の外に流れる苫小牧の灯りを見ながら
内心「行ってきます」とつぶやきつつ。。。
早めに就寝
レストランでゆっくり過ごしたあとは、
少し早いですがそのままベッドに
向かうことにしました。
眠りに入る頃には津軽海峡からの
風とうねりで船体が揺れ始めていた
のでいいタイミングだったかと。
1 月 4 日
6 時過ぎに起床。
船内を散策してみます。
フリースペースでそのまま
眠っている方多数。
中にはキッズスペースで
眠っている大人の方も。。
日の出鑑賞
インフォメーションカウンターは
まだ無人でしたが、
今日の日の出時刻についての
案内が出ていました。
それによると 6:42 頃とのこと。
雲は多めでしたが切れ目も
見られたので、日の出を
愛でようとデッキに出てみました。
船は宮城県沖を航行中でしたが、
やはり北海道よりは
幾分暖かいようです。
とはいえ、しっかり防寒対策を施して待機します。
なんとかそのお姿を拝む事が出来ました。
朝食
朝食もバイキング。
自分では控え目にしたつもりではありますが、
明日から節制いたしましょうということで。。。
福島県沖では
その後は売店を冷やかすなどしていると、
船は福島県沖へ。
福島第一原発は洋上から見る限り
なんともないようにも見えました。
そしてやることもなくなったので、
寝室でぐっすり。。気が付くと 12 時近く。
レストランでは昼食営業が
始まっていましたが、
お腹は空いていなかったので、
ランチは下船後にどこか途中で
ということになりました。
下船
そして船は定刻に大洗着。
こうして実際に過ごしてみると事前には
長いだろうなぁと感じていた船旅も
本当にあっという間でした。
下船はドライバーと一緒にクルマに乗る形で。
かつて乗った今はなき東日本フェリーでも
この形式だったことを思い出しました。
下船後はそのまま北関東道、常磐道を走り、
谷田部東 PA でランチをとりました。
かくして、「年末年始 北の大地で
雪とふれあう大豪遊」ツアーは終了。
明日からしばらくはつつましく
生きていこうと思います。。
したっけ。
“商船三井フェリー乗船記(さんふらわあさっぽろ)” への2件のフィードバック