今日のこのニュースには本当にびっくりしました。
御嶽山はこれまで警戒レベル1でしたから全く
ノーマークのまま噴火したということですね。
そして、残念ながら先ほどお一人の死亡が
確認されたそうです。
現在、活動は収まってはきているようですが、
今後火山灰の降灰が各地で懸念されます。
私の住む関東地域も、もしかしたら影響があるかもしれませんので、
調べた限りの注意事項をまとめてみます。
まず、火山灰と聞いて粉の
ようなものを連想されると思いますが、
その定義は
火山から噴出されたもののうち、
直径 2mm 以下の大きさのものをいう。
物質としては火山ガラス、鉱物結晶、古い岩石の破片など
とある通り、実質は細かいガラス、岩などです。
なので、目に入った場合は
眼球に細かな傷をつける可能性があります。
吸い込んでしまった場合は
肺に蓄積され咳等の原因になり、
多量な場合は呼吸困難に
陥ってしまう可能性もあります。
普通に売られているマスクでは
微細な火山灰は防ぐことが
できないそうですので、
降灰が予想されるときは窓を閉め、
外出もなるべく控えるように
したほうが良いですね。
また、火山灰は航空機の
ジェットエンジンにも悪影響を
及ぼすことがわかっています。
火山灰の影響が明らかに
なっていなかった過去には火山灰中を
飛行していた旅客機が
エンジン停止し墜落した事故も
起きています。
車の場合はエアフィルターで
エンジン内への侵入を食い止めていますが、
もしエンジン内に入ってしまった場合は
致命的なダメージを与える可能性があります。
なので、降灰時はできれば
クルマは動かさないほうが良いですね。
また、クルマに降り積もった
火山灰についても、先に書いた
とおり「細かい岩やガラス」ですので、
濡れタオル等でこすると
そのままボティ表面に傷を
つけることになりますので、
まず、水でしっかり洗い流すことが必要です。
また、忘れがちですが
足回りに付着した火山灰も
悪影響を及ぼすことがありますので、
これもしっかり洗い流すようにしましょう。
備えあれば憂いなし。
を改めて肝に銘じた今日このごろです。
したっけ。