今回はヘッドランプウォッシャーについて。
最近装着車が増えているのには
理由があるようです。
前照灯洗浄器
ヘッドランプウォッシャーは
法的にはこういう名前だそうです。
具体的にはライトに付着した汚れ、雪を
除去するためのもの。
雪に関して言うと、
最近のヘッドランプは LED のものが多く、
かつてのハロゲンランプより発熱量が少ないです。
そのため着雪してしまうとそのまま
凍結してしまい照射性能が著しく低下します。
という意味で最近は積雪地を
走行する場合の重要性が高まっています。
操作方法(レガシィアウトバックの場合)
ヘッドランプウォッシャーを
動作させるための単体スイッチはありません。
ではどうすれば動作するかというと、
- エンジン ON の状態で
- ウィンドウォッシャーレバーを 1 秒以上引き続ける
という操作が必要です。
当然ながらウインドウウォッシャーも
連動して噴射されます。
動作状態については Youtube に
沢山の動画が上がっています。
※ ワタシも機会あれば撮影します。
SUBARU 車のヘッドランプウォッシャー
SUBARU 車(OEM 車は不明)の場合、
ほとんどの車種にこの装備がついていますが
一部例外があります。
それはクロストレック、
インプレッサの FWD(2WD)モデル。
これらのグレードには装着されていませんので、
その有無で駆動方式を見分けることができます。
走行中などは目を凝らさないと
分からないレベルではありますが。
義務付け
で、このヘッドランプウォッシャーですが
現在は「道路運送車両の保安基準」にて
条件付きで装着が義務付けられているそうです。
詳細条件などは条文読解が困難なので
割愛しますが、一定の光量以上を発する
配光可変型前照灯
(SUBARU で言うヘッドランプレベライザー? )
には装着が義務付けられているそうです。
ただ、先述の通り FWD 車には
装着されていないのでこの辺の基準は
まだゆるめなのかもしれません。
必要?
ワタシは昨シーズンアウトバックと
ともにスキー場近くで山ごもりしていましたが
一度も必要と思われる場面に
でくわしませんでした。
こういった視点でみると
国内での法的基準は
実態に即していると
言えるのかなぁと思ったり。
したっけ。