最近好感度が上がっている日産から
本日新型「セレナ」が発表されました。
本日メーカーの発表イベントや、
立て続けに上がった Youtube 動画
ネット記事等を閲覧したのみですが、
個人的感想を。
e-POWER 専用エンジン
新型セレナはプラットフォームは
旧型のキャリオーバーとのことですが、
2 ピニオン式パワステや足回りの剛性向上など
走りの質感は上がっている模様。
一番は e-POWER ですね。
先代の発電機となるエンジンは
先代の 1.2L から 1.4L になり
発電量も増えた模様。
しかもこのエンジン e-POWER 専用に
開発されたとのこと。
すなわち、このエンジンが駆動用として
使われることはないということ。
そのためのいろいろな工夫・機構が
なされてるようです。
対ステップワゴン・ノアヴォク
国産ミニバンとしては既に発売されている
ライバルの T 社のノアヴォク、
ホンダステップワゴンについでの最後発
となりますが、それなりに魅力度は
高めてきている模様。
とりあえず、個人的好みでいうと、
新型セレナのスッキリとした見た目は
他の 2 車に比べると好みです。
V モーションラインにヘッドランプを
組み込むというデザイン処理は
上手くやったなぁという感想です。
惜しい!
かなりの意欲作に見えるセレナですが、
一方で気になる点も。
3 列目シートの使い勝手
3 列目シートの収納は左右に跳ね上げるタイプ。
ノアヴォクと同じですが
あちらはワンアクションで
跳ね上げ、脚折りたたみ、
壁面の固定ができるよう改善されました。
一方のセレナは跳ね上げたあと、
脚を畳んで、固定バンドを引っ掛けて、
という二手間がそのままとなっています。
e-POWER は遅れて登場
もう一つ。
日産としては売りにしたい e-POWER ですが、
その搭載グレードの発売は
少し遅れて来春(2023 年春)になる予定。
※ ガソリン車は今冬発売予定。
これを待っている人にはちょっと
しんどいかもしれませんね。
しかも e-POWER には 4WD もなし。
居住・積載性とバッテリー容量などを
加味してのことなんでしょうが、
これに e-FORCE とか組み合わせたら
雪山エクスプレスとしても
かなり戦闘力は高めだったのでは。
とスキーヤーのワタシは
少々残念に思うわけです。
※ ガソリンエンジングレードに 4WD あり。
三つ巴の戦い
さて、国産のミドルサイズ
ミニバンがようやく出揃うことになりました。
これまでノアヴォクの一人勝ちと
いった状況だったようですが、
「セレナ」の参戦でこの状況が
どう動くかというのも注目していきたいところです。
したっけ。