今年も恒例の絶景鑑賞のため、
国営ひたち海浜公園へ。
今年は久しぶりに鉄分多めの旅としました。

臨時快速

今回は往復で臨時列車を利用しました。
その名は快速「花咲くひたち海浜公園号」。
大宮から武蔵野線・常磐線を経由して
勝田まで直通する列車で、
途中に止まるのは武蔵野線内の
南浦和・東川口・南越谷・吉川美南のみで、
そこからいきなり水戸までノンストップ
というなかなか豪快な列車です。

※ 取手で運転手交代のため運転停車。
※ 下り列車は荒川沖で特急(【ひたち 3 号】)
 退避のため運転停車。

車両はかつて常磐特急で活躍していた
E653 系の 7 両編成。
一旦、「いなほ」として新潟に移籍?
しましたが、この編成だけ古巣の勝田に戻り、
旧国鉄特急色に衣替え、
主に臨時列車用として運用されています。

快速列車ですので特急料金は不要。
全席指定となるため指定席料金(530 円)が
必要となりますが、かなりの乗り得列車と言えるでしょう。

また、常磐線時代にはなかったグリーン車も
あり(料金 1,700 円)豪華な旅も楽しめます
(ワタシが手配したときにはあいにく満席)。

この列車、運転日は少なめですが、
今年(2021 年)は 10 月 10 日(日)、
17 日(日)にも運転予定です。

なまりん

今回は吉川美南から乗車。
駅のホームには吉川市イメージキャラクター
「なまりん」がお見送り。

ちなみにこの子、普段は
駅コンコースの

ここにいるらしいです。

ムコナ君

臨時列車は途中踏切での安全確認のため
少々停車するもその後遅れを回復。
終点勝田には定時到着。

こちらでは、JR 水戸支社のキャラクター
「ムコナ君」がお出迎え。

勝田駅では臨時列車の指定券を提示することで、

こんなお土産ももらえました。

ひたちなか海浜鉄道

勝田で乗り換え。

臨時列車に接続する列車には
キハ 205 を増結という粋な計らいが。
この列車で途中の那珂湊で下車。

おさかな市場

今回はいきなり目的地に向かわず、
先におさかな市場にてランチを取ることに。

市場のいつものランチスポットまでは
駅から徒歩 15 分程度。

到着したのは 11:15 頃で
大行列となるランチタイム前に
入店、美味しいお寿司を
楽しむことができました。

コキアは色づきはじめ

駅に戻り、再び海浜鉄道で終点の阿字ヶ浦へ。
そこから臨時運行のシャトルバス(無料)にて
いよいよひたち海浜公園へ。

今日は秋の都市緑化月間ということで
入園料は無料。
海浜口から入場し目的地のみはらしの丘へ。

コキアはまだ色づき始めですが、
訪れる人も少なめでゆっくりと
眺めることができました。
パノラマ動画もどうぞ。

なお、コキアの紅葉は
恐らく来週末(10 月 16、17 日)頃に
見頃を迎えると思われます。

サザコーヒー

帰りは勝田で少々時間があったので、
駅前の「サザコーヒー」にて、
徳川将軍アイスカフェオレと
岩間の栗を使ったモンブランタルト(季節限定)。

快速以上

そして往路。
行きと同じ列車に乗りました。

ひたちなか海浜鉄道では通常土休日は運休となる
区間列車(那珂湊→勝田)にキハ 205 を
充当して特別運転し、
勝田駅ではこんな並びも撮影できました。

上り列車は特急【ひたち 18 号】のすぐ後に
発車することも有り、途中駅での待避もなく、
常磐線内は特急列車を思わせる
スピードで気持ちよく走ります。

所要時間も下りより短く、
乗り得度はより高めと思われます。
運転日が少ないのが難点ですが、
ぜひタイミングが合えば
乗車していただきたい列車です。

で、今回の充実プランも
合わせてオススメしたい所ですが、
それなりに歩きます(12,000 歩)ので
ご留意ください。

※レンタサイクルなどを活用いただくと
 少々楽に移動できるかも。

おまけ動画

今年 3 月に開業した美乃浜学園駅から
お隣の平磯駅までの車窓を動画に
撮影してみました。
海が見える数少ない区間です。

したっけ。