カーシェア試乗記タイムズカーで新型「ホンダフィット」｜スバスキ（スバル車好きスキーヤー）のよもやま話

本日はカーシェアで、

このクルマを借りました。

ホンダの最新コンパクトを味わいやいかに。

ホンダフィット

その発表時期、成り立ちから、
T 社「ヤリス」のライバルと
されたこのクルマ。

発売から 1 年経ち、
カーシェアでもじわじわと増殖中。

ただ、自宅生活圏内での導入はまだ旧型で、
今回は都内まで出張ってます。

設置ステーション

新型フィットがどのステーションに設置されているかは、
Web サイトの検索では分かりません。

車種「フィット」で検索しても
旧型、新型問わずヒットしてしまい、
判別不可能です。

なので、サポートに問い合わせして、
自宅（埼玉県三郷市）の最寄りステーションとして

綾瀬駅前第 2
藝心寮

この 2 箇所を案内していただきました。

※どちらも東京都足立区。

グレード

レンタカーの定石通り、
一番下の「BASIC」です。

外観

先代からワンモーションシェイプは継続。

ただし、顔の印象はだいぶ変わり、
柔和な印象に。

私はこっちの方が好みです。
またきつい表情のヤリスと比べても
こちらのほうが好印象。

乗り味チェック

まず乗り込むと、

ウェルカムサウンドでコンパクトカーらしからぬおもてなし。

今回は、都内の狭い道を中心に走りました。
よって高速域での試乗はお預け。

乗り心地は固め。
タイヤがポンポン跳ねる感じが
シートを通じて体に伝わってきます。

この辺は先代と印象はあまり変わらず。
ライバルの「ヤリス」は新しいプラットフォームを
手に入れましたが、こちらは従来モノのリファイン。
劇的変化、とまでは行かないようです。

ただし、決して悪い印象ではありません。

ステアリングすっきり

好印象だったのがステアリングの操作感。

先代で感じた切りはじめの渋さのようなものが
すっかり解消されていました。

ヤリスほどのスポーティさは
感じませんが、フィットの方が自然で、
むしろ印象は良かったです。

ドラポジ

感心したのはシート。

座り心地良好なのはもちろん、
ドラポジがサクッと決まります。

シート、ステアリングの調整範囲も大きく、
この点でも好印象。

使い勝手

まず居住性。

全席は前述の通り良好。
後席はしっかり座ったわけではありませんが、

全席でドラポジをとっても
十分なスペースがあるようです。

そして特筆はこのリヤシート、

こんな感じで座面をたたむと
上下方向にもスペースを
確保することができます。

これはセンタータンクレイアウトの
クルマにしか出来ない芸当。
しかもコンパクトカーですからね。

十分な質感

運転席まわりを眺めますと、
ほど良い質感があります。

シフトレバーもブーツ付き。

電動パーキングブレーキ、ブレーキホールドも装備。
装備も十分です。

運転支援も充実

運転支援システム「Honda Sensing」も標準装備。
アダプティブクルーズコントロール（ACC）も
全車速対応型。渋滞時もラクラクです。

※ ヤリスの ACC は低速域で機能停止しちゃいます。

圧勝！

ということで、勝手に「ヤリス」と
脳内比較しながら試乗しましたが、
総合的に「フィット」が圧勝です。

ご参考までに、
レンタカーグレードで価格を比較すると
「フィット」は 1,557,600円（BASIC）、
「ヤリス」は 1,455,000 円（X）。

価格だけを見ると割高に見える「フィット」ですが
それ以上の満足感は得られるかなと思います。