本日は最近のクルマの装備について。
トヨタでは「ブレーキホールド」、
SUBARU では「オートビークルホールド」と
についてその違いを。
機能概要
まずは両者共通のところですと、
信号待ちなどの停止時にブレーキペダルから
足を離しても、車両の停止状態を
保持してくれる機能です。
停止保持中にアクセルペダルを踏み込むと
ブレーキを解除してくれる、というもので、
この便利機能、一度使うと離れられなくなります。
両者の違い
さて、本題。
トヨタと SUBARU のそれは、
「単に名前が違うだけで同じ機能でしょ。」
とワタシも思ってましたが、
実はちょっと違いがあることに気づきました。
踏力
まずはブレーキ踏力調節での動作。
SUBARU 車の場合、
停止時にいわゆる「抜く」動作をして
ごくごく弱い踏力にしてあげると、
クルマが停止しても作動しません。
対してトヨタのクルマは同じ操作をしても
停止すると踏力に関係なく作動します。
解除方法
両者共通の解除方法は、
- 保持中にアクセルを踏む
- ブレーキを踏みながらホールドスイッチを押す
の 2 種類がありますが、
SUBARU の場合、これに加えて、
「再度ブレーキペダルを踏む」だけで
解除することができます。
使い勝手がいい SUBARU
実際に使うとわかるんですが、
SUBARU の場合、例えば
駐車場に止める際、少しずつ前後の
繰り返し移動なんてときに
ブレーキペダル操作(+クリープ)だけで
済むのに対して、トヨタのクルマの場合、
ブレーキとアクセルを踏み変える
必要が出てきます。
これ体験するとまどろっこしく感じます。
そんなときはスイッチ操作で
解除してやればいいのですが、
こういう細かいところで
SUBARU の使い勝手の良さ、
気配りというのを感じるわけです。
こういう、奥ゆかしさ?も
SUBARU 車の魅力なんだなぁと
改めて感じた次第です。
SUBARU 車、いいですよ
ということで、
まだ SUBARU 車に乗ったことがない
という方がいらっしゃれば
一度触れてふれてみるのも良いかと。
ちなみに SUBARU 車の弱点は燃費。
これだけはトヨタのクルマには及びませんので
その辺を重視される方には
残念ながらオススメできませんけど。
したっけ。